プログラム

各委員会企画（KI）

国際委員会企画海外講演

ライブ
12月11日
13:10～14:50
（リアルタイム配信会場2（Zoom2））

台湾の義務教育段階におけるLDのある児童生徒への支援
Development and Current Condition of Special Education for Students with Learning Disabilities in Taiwanese Compulsory Education

企画者・司会者：片岡美華¹
企画者：川合紀宗²
講師：洪儷瑜（Li-Yu Hung）³
1. 日本LD学会国際委員会 / 鹿児島大学法文教育学域教育学系、2.日本LD学会国際委員会 / 広島大学大学院人間社会科学研究科、3. 國立臺灣師範大學

概要

＜企画趣旨＞
　国際委員会では、機関紙『LD研究』の海外スポットライトの記事や、年次大会企画にて、海外で活躍されている研究者・実践家より、各国の動向や最新の考え方などを会員向けに発信しています。本年度は、台湾からHung教授をお招きしてLDに関する動向と課題について幅広い見地から講演いただきます。本講演は義務教育段階を中心とした内容ですが、障害学生支援にも取り組んでおられることからライフステージに応じた支援という視点からも学ぶことが多いと思います。当日は日本語訳付きの講演となり、質疑応答の時間も設けていますのでぜご期待ください（通訳有）。なお、本企画に先駆け、LD研究第28巻第4号にもHung先生の論文を掲載しています。
＜講師略歴＞
Hung教授は台湾のLD教育を長年牽引されており、親の会とのつながりも深い先生です。研究者としては制度、算数障害、キャリア教育を含むLD支援について様々な角度から研究されており、IARLD（国際LD学会）の会員でもあります。 1991年アメリカ、ヴァージニア大学にて博士号取得。専門は特別支援教育（学習障害やADHDのアセスメント、支援など）。1991年より国立台湾師範大学教員。台湾LD学会理事長、国立台湾師範大学障害児教育センター長など歴任。2018年-2019年に国家教育研究院副院長を務めた後、現在、臺灣師範大學師培學院院長。

LD-SKAIP委員会企画シンポジウム

ライブ
12月12日
10:30～12:10
（リアルタイム配信会場2（Zoom2））

LD-SKAIP（算数）で何が見えるか

企画者：名越斉子¹
話題提供者：飯利知恵子²、山下公司³、齋藤大地⁴、太田啓介⁵
指定討論者：東原文子⁶
司会者：名越斉子¹
1. 埼玉大学教育学部、2. ながやまメンタルクリニック、3. 札幌市立南月寒小学校、4. 宇都宮大学共同教育学部、5. 町田市立南つくし野小学校、6. 聖徳大学児童学部

概要

LD-SKAIPは、教師が早期に学習の読み書き算数のつまずきに気づき、認知機能との関係について仮説を立て、支援に生かすためのツールである。本シンポジウムでは算数に焦点を当てる。話題提供では、ステップⅢを中心にその概要を紹介し、異なるタイプのつまずきを示す２事例について、LD-SKAIPによる算数の習得状況の把握や支援を報告する。指定討論では、２事例について、教科・機能的な学力としての算数、その習得とつまずきに関わる認知機能、DSM-5のSLDとの関連も交えて整理する。そして、LD-SKAIPが算数の何を測定するのかや、その利点・限界を踏まえて他の検査でどのように補足補完するのかについても全体で議論する。

RS02

研究委員会企画セッション

ライブ
12月12日
13:00～14:40
（リアルタイム配信会場2（Zoom2））

日本LD学会研究委員会のこれまでとこれから

司会者：岡崎慎治¹
話題提供者：宮本信也²、伊藤一美³、近藤武夫⁴、関あゆみ⁵、滑川典宏⁶
指定討論者：佐藤克敏⁷、野口和人⁸、伊藤由美⁶
1. 筑波大学人間系、2. 白百合女子大学人間総合学部発達心理学科、3. 星槎大学大学院教育学研究科、4. 東京大学、5. 北海道大学大学院　教育学研究院、6. 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所、7. 京都教育大学、8. 東北大学大学院

概要

日本LD学会研究委員会は，国内外の学会の研究動向及び会員の研究ニーズの把握，研究テーマの選定と実施を通して，学会員のLD等の理解と実践を推進することを目的とした委員会である。今期まで，委員会内に４つのワーキンググループ《WG；計算・問題解決，ICT，通級指導教室，プログレスモニタリング（PM）》が設置され，それぞれのメンバーが情報交換，研究活動を行ってきた。本企画では，元研究委員会委員長の宮本信也先生をお招きし，お話を頂くとともに，現在のいくつかのWGの活動についてご報告をいただく。それらをふまえラウンドテーブルを通して，これまでの委員会の活動をふまえ，今後の委員会の在り方について意見交換を行う場としたい。

RS01

研究委員会（ICT WG）企画セッション

ライブ
12月11日
11:00～12:40
（リアルタイム配信会場2（Zoom2））

LD等の児童生徒に対するICT活用はGIGAスクールでどう変わるか
～合理的配慮，教育相談，成績評価とICT利用を軸に～

企画者：近藤武夫¹
司会者：村田美和²、丹治敬之³
話題提供者：丹治敬之³、村田美和²、河野俊寛⁴、関口あさか⁵
指定討論者：近藤武夫¹
1. 東京大学、2. 高崎健康福祉大学、3. 岡山大学、4. 金沢星稜大学、5. 埼玉県立特別支援学校さいたま桜高等学園

概要

LD等の児童生徒が，読み書きを支援するツールとしてICTを活用する事で，読み書きの困難さが軽減される。一般的な方法ではない代替的な学習方法で，学習機会を保障したり，本来の力を発揮することが可能となる。本シンポジウムでは，ICTによる合理的配慮・環境調整，オンライン教育相談による学習の保障，児童生徒の書字や計算の誤りに対する教師の意識と評価の視点，英語などの特定の教科における困難さとICT活用について研究発表を行う。それぞれの発表を通じて，GIGAスクール構想による一人一台端末が普及しつつある現在，LD等の児童生徒の学習・教育環境が，今後どのように変化していくのか，最新の知見を踏まえながら議論する。

全国LD親の会企画シンポジウム

ライブ
12月11日
15:20～17:00
（リアルタイム配信会場2（Zoom2））

ＬＤ等の発達障害児・者の家族への支援の多様なアプローチ
本人と家族を支える、より良い連携のために

司会者：粟野健一¹
話題提供者：井上祐紀²、滝島真優³、矢崎弘美⁴
指定討論者：日戸由刈⁵
1. NPO法人全国ＬＤ親の会　副理事長、2. 福島県立矢吹病院、3. 成蹊大学文学部客員研究員、4. NPO法人全国ＬＤ親の会　理事、5. 相模女子大学人間社会学部人間心理学科

概要

ＬＤを含め発達障害という言葉が広く知られるようになり、本人支援に関する調査・研究が進みつつあるが、子育てを担う保護者や、障害のある子どもとともに育つ障害のない兄弟姉妹が抱える悩み、ストレスに関する研究、支援の実例はまだ少ないのが現状である。実際、親の会の会員には、家族支援を受けた経験がないと答える保護者が多いのも事実である。子育て中に多様な悩みを抱える保護者のメンタルや体調の良し悪しが、子育てに対する意欲や達成感と密接な関係を有するとともに、障害者本人や他の家族に及ぼす影響は大きい。そこで、障害者本人および家族への包括的な支援が必要であると考えられることから、今後の家族支援の在り方を探りたい。

被災地支援委員会企画被災地支援委員会調査報告

発表取り下げ

プログラム

各委員会企画（KI）

国際委員会企画 海外講演

ライブ 12月11日 13:10～14:50 （リアルタイム配信会場2（Zoom2））

LD-SKAIP委員会企画シンポジウム

ライブ 12月12日 10:30～12:10 （リアルタイム配信会場2（Zoom2））