プログラム

論文ページは学会員、大会参加者、閲覧申込者の方がご覧いただけます。

学会企画・各委員会企画（CP）

学会企画シンポジウム

CP01

論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月8日（日） 12:55～14:25
（第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」から考える将来へのロードマップ
ー発達障害教育・支援の専門性をどう確保するかー

司会者：涌井恵¹、高橋知音²
話題提供者：上野一彦^{3, 4} 、宮本信也⁵、堀川淳子⁶、川合紀宗⁷
指定討論者：海津亜希子⁸
1.白百合女子大学、2.信州大学、3.東京学芸大学、4.学校法人旭出学園、5.筑波総合クリニック、6.広島市教育委員会、7.広島大学、8.明治学院大学

概要

小中学生の8.8%、高校生の2.2%に、学習や行動に困難のある発達障害の可能性があることが明らかになっている（文部科学省,2022)。発達障害者支援法の改正、高等学校での通級による指導の制度化、小・中・高等学校学習指導要領における特別支援教育に関する記述の充実等の進展の一方で、果たして我々は十分に質の高い教育を届けられているだろうか。インクルーシブ教育の推進に加え、本来専門的な指導が提供されるべき通級による指導や、多様化する通常の学級の指導の充実も喫緊の課題である。
　そこで、本シンポジウムでは、発達障害のある児童生徒へ質の高い教育を行っていくために専門性をどう確保していくかについて、各話題提供者より提言いただき、ロードマップを描くことをめざしたいと考えている。

国際委員会企画海外講演

CP02

論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月8日（日） 14:50～16:20
（第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

Two Future Challenges for Learning Disability Research
学習障害研究における今後の二つの課題

司会者：是永かな子¹
企画者：日本LD学会国際委員会²
講師：Mikko Aro^{3, 5}、Tuija Aro^{4, 5}
1.高知大学教職大学院、2.日本LD学会国際委員会、3.Department of Education, University of Jyväskylä, Finland、4.Department of Psychology, University of Jyväskylä, Finland、5.Centre of Excellence in Learning Dynamics and Intervention Research (InterLearn), University of Jyväskylä and University of Turku, Finland

概要

【略歴】
Mikko Aro.
I am a professor of Special Education, and the co-director of the InterLearn Center of Excellence (Academy of Finland; 2022-2029). Within the multidisciplinary InterLearn consortium I also lead the research team of Educational Sciences.
My main research interests relate to development of typical and atypical development of learning skills (esp. literacy and math), as well as educational interventions of learning problems.

ミッコ・アロ
特別支援教育の教授であり、InterLearn Center of Excellence（フィンランドアカデミー、2022-2029年）の共同ディレクターである。学際的なInterLearnコンソーシアムの中で、教育科学の研究チームを率いている。主な研究テーマは、学習能力（特に読み書きと算数）の定型的・非定型的発達と、学習問題の教育的介入に関するものである。

September 2010 – present, University of Jyväskylä, Department of Education Jyväskylä, Finland, Position, Professor (Full).
April 2009 - August 2010, University of Jyväskylä Department of Education, Finland, Position, Senior Researcher
January 1994 - March 2009, Niilo Mäki Institute, Finland, Position, Researcher/Senior Researcher.
2010年9月～現在、ユヴァスキュラ大学教育学部教授。
2009年4月～2010年8月, ユヴァスキュラ大学教育学部、上級研究員
1994年1月～2009年3月、ニイロ・マキ研究所、研究員／上級研究員

Aro Tuija.
I am a Associate Professor of Department of Psychology. Areas of Interest and Research are followings. Child neuropsychology, developmental neurocognitive disorders, learning disabilities, self-efficacy and psychosocial wellbeing, child psychotherapy, interventions and continuity of learning disabilitiess.

アロ・トゥイヤ
心理学科の准教授。関心と研究分野は以下の通り。子どもの神経心理学、発達神経認知障害、学習障害、自己効力感と心理社会的ウェルビーイング、子どもの心理療法、学習障害の介入と継続。

August 2014 – present, University of Jyväskylä, Department of Psychology, Position, University lecturer/Associate Professor
2014年8月～現在、ユヴァスキュラ大学心理学科、講師／准教授

全国LD親の会企画シンポジウム

CP03

論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月8日（日） 16:45～18:15
（第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

ICTを活用した個別最適化された学び
GIGA端末活用の取り組み

企画者：井上育世¹
司会者：多久島睦美¹
話題提供者：粟野健一¹、澤勝也²
指定討論者：近藤武夫³
1.NPO法人全国LD親の会、2.鳥取県教育委員会、3.東京大学先端科学技術研究センター

概要

2019年に文部科学省が打ち出した「GIGAスクール構想」は、2020年からの新型コロナウイルス感染拡大により前倒しで進められ、児童生徒向けの1人1台端末整備が実現した。しかしその目的である「多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化された創造性を育む教育を、全国の学校現場で持続的に実現させる」取り組みは、今後の大きな課題といえる。全国LD親の会が2023年1～3月に実施した「保護者から見たGIGAスクール～1人1台端末等の活用状況調査～」によって見えてきた発達障害のある児童生徒の学びの状況をもとに、地域におけるICTを活用した「個別最適化された創造性を育む教育」について考える。
【略歴】
全国ＬＤ親の会は、ＬＤ（学習障害）など発達障害のある子どもを持つ保護者の会の全国組織です。1990年2月に活動をはじめ、会員の多くが日本LD学会から多くのことを学び、自身の子育てや各地の親の会の運営に生かしてきました。日本LD学会大会では、毎年、大会テーマに沿った内容で、親の会企画シンポジウムを開催しています。

国際委員会企画ラウンドテーブル

CP04

論文ページ

会場のみ 2023年10月8日（日） 16:45～18:15
（第11会場：広島国際会議場 B2F ラン2）

国際委員会企画ラウンドテーブル

司会者：是永かな子¹
企画者：日本LD学会国際委員会²
講師：Mikko Aro^{3, 4}
1.高知大学教職大学院、2.日本LD学会国際委員会、3.Department of Education, University of Jyväskylä, Finland、4.Centre of Excellence in Learning Dynamics and Intervention Research (InterLearn), University of Jyväskylä and University of Turku, Finland

概要

研究委員会企画シンポジウム

CP05

論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月9日（月） 9:00～10:30
（第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

LD等の児童生徒に対するICT活用はGIGAスクールでどう変わってきたか
ICT利用・英語学習・合理的配慮・大学と学校の連携を軸に

司会者：入山満恵子⁴
話題提供者：村田美和¹、丹治敬之³、三木立志⁵、髙橋あゆみ⁶、千種朋子⁷
指定討論者：近藤武夫²
1.高崎健康福祉大学、2.東京大学先端科学技術研究センター、3.岡山大学、4.新潟大学、5.大阪府枚方市立磯島小学校、6.南丹市立八木東小学校、7.京都府総合教育センター特別支援教育部

概要

学び方が多様なLDの児童生徒について、ここ数年でGIGAスクール構想の推進と相まって多くのICT活用事例報告がなされている。本シンポジウムでは、ICT利用の多様な在り方を報告するが、今回は学校内にとどまらず、「ICTの活用と地域のバックアップ体制」にも焦点を当て、研究発表を行う。また、読み書きが苦手な生徒が集まる高校での英語におけるICT活用の取り組みや、児童発達支援・放課後等デイサービス事業所におけるICT機器を活用した読み支援、さらに通級指導教室で進めた「オンライン言語指導」の詳細など様々な「場」からの実践を併せて報告し、今後さらに多様化が進むであろうICT活用の在り方や今後の展望について、その可能性を議論する。

LD-SKAIP委員会企画シンポジウム

CP06

論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月9日（月） 10:55～12:25
（第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

LD-SKAIPによる学習支援
先進事例に学ぶ地域ぐるみの取り組み

企画者：奥村智人¹
司会者：小笠原哲史²
話題提供者：増本利信⁴、中村芳美⁵、山本貴美恵⁶
指定討論者：梅田真理³
1.大阪医科薬科大学小児高次脳機能研究所、2.明星大学発達支援研究センター、3.宮城学院女子大学、4.九州ルーテル学院大学、5.藤枝市教育委員会、6.名張市福祉子ども部子ども発達支援センター

概要

LD-SKAIPは、認知機能と学習に関するつまずきの関係を把握するためのiPadを利用したツールであり、３つのステップから構成されている。ステップⅠは、発達に関する大まかな情報収集を行い、発達の概要を捉えるための教師による質問紙である。ステップⅡとステップⅢはiPadを用いた子どもへの直接検査である。本シンポジウムでは、LD-SKAIP普及委員会の取り組み、静岡県藤枝市、三重県名張市のLD-SKAIPを使った先進的な実践を紹介し、教育・医療におけるLD-SKAIPの活用や連携について議論する。また、LD-SKAIPの新たな活用方法などについても議論していきたい。

編集委員会企画シンポジウム

CP07

論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月9日（月） 12:50～14:20
（第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

LD研究の投稿に向けて

企画者・話題提供者：立脇洋介¹
司会者：玉木宗久²
話題提供者：後藤隆章³、吉利宗久⁴
1.九州大学、2.国立特別支援教育総合研究所、3.横浜国立大学、4.岡山大学

概要

【企画主旨】
　本シンポジウムでは、LD研究の査読の現状を報告するとともに、執筆・投稿時の注意事項や最近の変更点を説明する。LD研究に対する学会員の疑問を解消し、これまで以上に投稿しやすい雑誌となることを目指す。
【話題提供】
　まず、「LD研究の査読の現状」として、LD研究の査読に関わるデータや、投稿規定のポイントを説明する。
　次に、「投稿における倫理」に関して、基本的な考え方に加えて、インフォームド・コンセントの実施方法、所属組織に倫理委員がある場合とない場合の記載方法についても説明する。
　最後に、本年1月から開始した英語論文の投稿方法について説明する。

プログラム

学会企画・各委員会企画（CP）

学会企画シンポジウム

CP01 論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月8日（日） 12:55～14:25 （第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

国際委員会企画海外講演

CP02 論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月8日（日） 14:50～16:20 （第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

全国LD親の会企画シンポジウム

CP03 論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月8日（日） 16:45～18:15 （第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

国際委員会企画ラウンドテーブル

CP04 論文ページ

会場のみ 2023年10月8日（日） 16:45～18:15 （第11会場：広島国際会議場 B2F ラン2）

研究委員会企画シンポジウム

CP05 論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月9日（月） 9:00～10:30 （第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

LD-SKAIP委員会企画シンポジウム

CP06 論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月9日（月） 10:55～12:25 （第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

編集委員会企画シンポジウム

CP07 論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月9日（月） 12:50～14:20 （第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

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CP01

論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月8日（日） 12:55～14:25
（第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

CP02

論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月8日（日） 14:50～16:20
（第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

CP03

論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月8日（日） 16:45～18:15
（第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

CP04

論文ページ

会場のみ 2023年10月8日（日） 16:45～18:15
（第11会場：広島国際会議場 B2F ラン2）

CP05

論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月9日（月） 9:00～10:30
（第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

CP06

論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月9日（月） 10:55～12:25
（第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

CP07

論文ページ

会場+オンデマンド配信 2023年10月9日（月） 12:50～14:20
（第2会場：広島国際会議場 B2F ヒマワリ）

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