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自主シンポジウム（JO）

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自主シンポジウム49（オンデマンド）

J49

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学校一丸となって学力を基の力から底上げ
2年生4月ー大変！１０の組成を理解していない子どもがいっぱい！

企画者：井阪幸恵¹
話題提供者：奥田望¹、園山真理¹
指定討論者：小田浩伸²
1.和泉市立国府小学校、2.大阪大谷大学

概要

企画者から、2022年度の通級指導教室と授業改善担当との連携による取り組みの要旨を伝える。それは、コロナ禍で経験不足の中で育った2年生を対象にした報告である。話題提供者１からは、授業改善担当が通級と一体となって取り組んだ事例、通常の学級で取り組んだ事例を紹介する。話題提供者２からは、通級指導教室で行った具体的な取り組み、特に1年生の「繰り上がり足し算」「繰り下がり引き算」から2年生の筆算につなげる、効果のあった計算方法を紹介する。指定討論者によって、これらのインクルーシブな取り組みについて深める議論へと導く。

自主シンポジウム50（オンデマンド）

J50

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境界域知能の子どもの支援ニーズと教育支援について考える
特別支援教育・インクルーシブ教育における支援システムのなかで

企画者, 司会者, 話題提供者：橋本創一^{1, 2}
企画者, 話題提供者, 指定討論者：熊谷亮^{3, 2}
話題提供者：相澤雅文^{5, 2}、佐々木俊輔⁴、石橋晃治⁶、佐藤翔子^{1, 2}
1.東京学芸大学、2.国立大学障害児教育関連センター連絡協議会、3.宮城教育大学、4.宮城教育大学附属小学校、5.京都教育大学、6.よこはま港南地域療育センター

概要

IQ知能指数で70～85の範囲を「境界域知能」と称される。境界域知能にある子どもは、知的活動（学習面）以外の行動や対人関係などの領域で支援ニーズがないと教育支援の対象とはなりにくい。しかし、境界域知能にある子どもは、教室のなかで学習面や生活上の困難さを顕著に示すことが知られている。また、診断がつかないことで、福祉や教育の支援システムに繋がりにくいという問題が指摘されている。本シンポジウムでは、境界域知能の子どもについて、その実態や支援ニーズ、具体的な支援方法などについて、実態調査、知的能力の把握、教育現場の姿、幼児期の姿、を話題提供し、その上で整理検討をおこなう。

自主シンポジウム51（オンデマンド）

J51

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平谷こども発達クリニックにおける発達性ディスレクシア（DD）の診断と支援　（その10）
―ＤＤ1000例の分析と読字検査の経年変化の検討・ICT支援の意義と指導の実践報告―

企画者, 話題提供者：平谷美智夫¹
話題提供者：原惠子²、片山千枝¹、吉田高志¹、高橋泰岳³
司会者：松浦直己⁴
1.平谷こども発達クリニック、2.上智大学言語科学研究科、3.福井大学工学部、4.三重大学教育学部

概要

CLのDD診断例は1000例に達した。本大会の自主シンポ（9回）でその結果を報告してきた。①DDはわが国で稀な疾患ではない　②DD単独例は約15%と少なくADHD並存例が50%に達する③書字を必要以上に重視する教育現場で書字の困難さがDDの教科学習を苦しめている　④DDの大多数は学業困難に陥る　⑤特に音韻意識を要求される英語の成績は惨憺たるものである　⑥20年間のDD支援の実践での我々の到達点は“DD児にICTを使いこなす技術を付与して読み・書き・思索活動を行えるようにする”である。残念ながらわが国の教育現場でのICTの活用は国際水準にはるか及ばない。⑦合理的な配慮は徐々に浸透しつつあるが、多くのDD児童は登校渋りに陥りやすい。

自主シンポジウム52（オンデマンド）

J52

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知的障害のある子どもの対話型AI活用に向けた支援方法の検討
個の実態や障害特性に応じた教育実践を通して

企画者, 司会者：山崎智仁¹
話題提供者：樋井一宏²、菱真衣³、和久田高之⁴、関口あさか⁵、後藤匡敬⁶
指定討論者：水内豊和⁷、齋藤大地⁸
1.旭川市立大学経済学部、2.大阪府立西浦支援学校、3.東京都立あきる野学園、4.筑波大学附属桐が丘特別支援学校、5.埼玉県立本庄特別支援学校、6.熊本大学教育学部附属特別支援学校、7.島根県立大学人間文化学部、8.宇都宮大学共同教育学部

概要

文部科学省が「ChatGPT」の学校現場での活用方法や注意点をまとめた指針を作る方針を固めたことが報じられた。子どもたちが生成AIを活用することは、課題解決のための一つの手段となりえよう。一方、生成AIから情報を得るには、欲しい情報に関する適切な文章の作成が必要であり、真偽の確認も必要となる。しかし、知的障害のある子どもが助詞や副詞等を適切に用いた文章を作成したり、書籍等から情報の真偽を確認したりすることは困難が伴い、教師の適切な支援が必要である。本シンポジウムでは、知的障害のある子どもに生成AIを活用した教育実践をとおし、生成AIを活用する際の工夫や配慮、子どもたちへの支援方法等を検討することを目的とした。

自主シンポジウム53（オンデマンド）

J53

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デジタル依存傾向にある青少年に対する運動意欲向上と生活時間の変化の実証実験（Sport in Life推進プロジェクト）の報告
大学・医療・社会教育団体の協働

企画者, 司会者, 話題提供者：太田聡¹
話題提供者：笹田哲²、三原聡子³、田沼美穂¹
指定討論者：樋口進³
1.公益財団法人横浜YMCA、2.神奈川県立保健福祉大学、3.独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター

概要

2022年度スポーツ庁のSport in Life推進プロジェクトで、「デジタル依存傾向の青少年に対する運動意欲の向上と生活時間の変化」をテーマに、神奈川県立保健福祉大学笹田研究室と久里浜医療センター三原氏と横浜YMCAが協働し実証実験を行なった。
　デジタル機器の使用を禁止するのではなく、これからも上手に使い続けていくために、①依存症に関する正しい知識の学習、②体をメンテナンスするストレッチ（メンテナンス体操）の体験、③ゆるやかなスポーツや野外活動を実施した。
　発達課題のある参加者を中心に、5日間のプロジェクトの実施方法、参加者の運動意欲の変化と生活改善、課題と今後の展望について報告を行う。

自主シンポジウム54（オンデマンド）

J54

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都立高校における通級指導の成果と課題
都立高校と民間の協働

企画者, 話題提供者：濱野智恵¹
話題提供者：瓦田尚²、向川顕秀³
指定討論者：田中容子⁴
司会者：上田拓実¹
1.株式会社Grow-S、2.東京都立荻窪高等学校、3.東京都立飛鳥高等学校定時制課程、4.三鷹市教育委員会

概要

東京都教育委員会が2021年より実施している「都立高校における通級指導」は,都立高校の教員と民間教育機関が連携して生徒への指導・支援を行っている。本シンポジウムは都立高校の通級指導に携わる民間教育機関と都立高校の現場で通級指導を担当する先生方と共に,両者の立場から通級指導の成果や課題を検証し,高校における通級指導の意義や必要性について議論を深めることを目的とする。

自主シンポジウム55（オンデマンド）

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読みが苦手な子に語彙指導は必要か？

企画者, 司会者, 話題提供者：奥村智人¹
話題提供者：水田めくみ²、栗本奈緒子²
指定討論者：福井美保^{3, 2}
1.大阪医科薬科大学小児高次脳機能研究所、2.大阪医科薬科大学LDセンター、3.大阪大谷大学教育学部

概要

先行研究で様々な読みのプロセスに語彙が関係し、語彙が読みの発達や読みの障害に関連することが指摘されている。話題提供１では、定型発達児を対象とした研究結果を基に読みの重要な要素であるデコーディングと読解における語彙の重要性について議論する。話題提供２では、学習に困難がある児童を対象とした研究結果を基に漢字の読みと語彙の関係性について紹介し、話題提供３では、LDセンターでの研究や実践を基に読みに苦手さがある子どもへの語彙指導について解説する。指定討論で先行研究の知見や実践を踏まえ、読みに苦手さがある事例に対する語彙の評価や指導の必要性について議論を行う。

自主シンポジウム56（オンデマンド）

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高校通級における「対象生徒のニーズ把握」の課題
通級担当者は生徒の「何」を把握しているのか

企画者, 話題提供者：田中智樹¹
司会者, 話題提供者：白井俊介²
企画者, 話題提供者：武田博子³
話題提供者：松原一恵⁴
指定討論者：井上秀和⁵
1.岐阜県立西濃高等特別支援学校、2.兵庫県立西宮香風高等学校、3.相愛大学学生相談室、4.池田市立呉服小学校、5.国立特別支援教育総合研究所

概要

文部科学省（2018）によると，高等学校における通級による指導を受けている生徒は全国で約1600名であり，年々増加傾向にある。通級指導では，生徒の実態に応じて指導を行うが，高等学校では，教育課程や生徒の進路，通級に関わる教員のキャリアが多様であるため，実態把握のあり方についても様々であることが考えられる。本シンポジウムでは，全日制高校，定時制高校，小・中学校通級での事例を比較し，高校通級での実態把握の特徴や課題を整理することを目的とする。

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