リニアコライダー
企業紹介
ツジ電子株式会社
- ツジ電子は様々な分野の研究機関に常に密着し、エレクトロニクス&通信・制御技術でサポートする技術者集団として、1977年の創業以来、ケーブル1本の製作から特注エレクトロニクス装置・システムの開発・設計・製造・設置までお手伝いさせていただいております。
また、ツジ電子製品の無期限メンテナンスを掲げております。
創業以来4000以上特注品製作実績がありますが、それら全ての図面を保管しておりますので、古い製品でもメンテナンス不可となることがないような体制をとっております。
<主な納入先>
高エネルギー加速器研究機構、Spring-8、日本原子力研究開発機構、量子科学技術研究開発機構、九州シンクロトロン光研究センター、あいちシンクロトロン光センター、産業技術総合研究所、物質・材料研究機構、金沢大学、京都大学、東京大学、名古屋大学、広島大学、兵庫県立大学、など
株式会社NHVコーポレーション
- 当社は、100kVから5000kVまで幅広くラインナップしている国内唯一の電子線照射装置メーカーです。電子線照射装置は、高電圧技術や真空技術、ビーム発生・輸送技術等からなる加速器のひとつですが、電子線の照射量や照射対象物の形状、あるいは前後工程に応じた最適な搬送ラインなど周辺設備も含めたエンジニアリングを行っています。
電子線照射は、物質に電子線を照射することによって、物質の特性を向上させたり、新しい機能を与えたりする技術です。自動車関連分野での活用に加え、近年では医療器具などへの殺菌・滅菌処理や半導体の特性改善などにも利用されており、日本はもとより世界のニーズに対応しています。
世界の産業界に飛び込んでご自身の技術を活かしてみませんか!
株式会社トヤマ
- ◇(株)トヤマは、最先端科学技術の研究開発用の超高性能の実験検証装置を手掛けるメーカーです。
◇創業以来65年以上一貫して「日本・世界の先端科学技術の発展にモノづくりを通して貢献する」というビジョンを掲げ、時代が求める日本・世界の最先端の科学技術を黒子として支えてきました。
◇超高真空、超高精度メカ、設計・解析、システム統合、精密加工、精密アラインメント、計測、成膜などを基盤技術とし、国内外の国公立研究所・民間企業の依頼に合わせ、構想段階から設計/製造/組立/据付調整/性能確認に至るまで一気通貫で、一品一品受注生産で対応することを事業の柱としております。
◇お客様の多くが研究者・開発部隊でもあることから、科学技術の最先端分野で、アカデミックなバックグラウンドを活かせる仕事が多数あります。
◇さらに、納品先が国内外の国立研究所、著名大学、民間大手メーカー等で、相対する方が研究者・開発部隊となることから、仕事を通じて日本・海外の最先端の科学技術発展に貢献していることを日々実感できるのも特長です。
加速器エンジニアリング株式会社
- 私たち加速器エンジニアリング(AEC)は、QST(旧放医研)における重粒子線治療開始とともに設立し、世界初の重粒子線治療専用加速器であるHIMACをはじめ、その後建設された重粒子線治療用加速器のエンジニアリング業務を通して、がん治療という最先端医療分野での活動を続けています。
また加速器のエンジニアリングだけでなく、医師や医学物理士とも連携した治療計画に関する業務も行っており、重粒子線がん治療に関わることで直接的に地域・社会に貢献できることは、私たちの誇りであり、大きなモチベーションです。
加速器はもちろん、重粒子線がん治療にも興味のある方は是非お立ち寄りください。
住友重機械工業株式会社
- 住友重機械工業では、がんの早期発見などに有用なPET検査用の標識化合物合成システム、生活の質を維持しながらがんを治療できる陽子線治療システム・BNCT治療システムを展開しています。
医療用加速器の世界
- 加速器は医療の分野で数多く使われています。電子リニアックによる放射線治療、サイクロトロンによるRI薬剤生成、サイクロトロン/シンクロトロンを用いた陽子線治療、シンクロトロンを用いた重粒子線治療など。
本ブースでは治療施設の物理スタッフが装置調整、トラブル対応、研究などでどんな仕事をしているかを解説し、それだけでなく装置運転員、メーカー技術者など、医療用加速器における様々な活躍の場も紹介します。
医療の予備知識がなくても大丈夫ですので、ぜひお気軽にお越しください。
J-PARCリニアック/3GeVシンクロトロンの将来計画(JAEA)
- J-PARCリニアック/3GeVシンクロトロンでは、世界最高クラスの大強度パルス陽子ビームを加速しており、さらなる高度化に向けた研究開発を進めています。世界でも最先端の加速器施設なので、ぜひ話を聞いてみてください。
ILC-Japan
- ILC-Japanは、日本において、素粒子物理学の次期計画であるILC(国際リニアコライダー計画)実現を目指す、研究者チームです。一緒にILCの実現を目指しましょう!
ミューオン加速(KEK)
- 世界で我々だけが実現しているミューオン加速技術で究極の素粒子像の解明と社会問題の解決を目指します。本技術は産学で大きな注目を浴びており(令和5年度文部科学大臣表彰若手科学者賞, マリンテックグランプリ2023企業賞など)、JST創発事業で修士学生から年額最大240万円支援が可能です。以下に研究開発の詳細を記述します。
ミューオンの冷却と加速によって実現する高い指向性を持つミューオンビームによって、素粒子物理学において大きな課題となっている異常磁気能率の精密測定を実現し、暗黒物質の兆候をつかみ宇宙の謎に迫ります。当研究室では、測定実現に向けた前例のないミューオン専用加速器を実現します。
また、ミューオンビームによる革新的な透過イメージング装置の実現にむけたミューオン加速器の小型化にむけた研究開発を行っています。ミューオンの特性の一つである強い透過力を活かし、宇宙線ミューオンを用いてピラミッドや火山などの透過イメージングが近年盛んに行われています。単色で大強度のミューオンビームはイメージングに適しており、宇宙線ミューオンを量・質ともに凌駕する透過イメージング技術が実現します。
金属技研株式会社
- 当社技術開発本部では、当社の保有する様々な金属加工技術を活用して、主に加速器、中性子、核融合に関連する機器の設計製作で多くの実績を有し、近年ではSバンドおよびXバンド線型加速器など、加速器システムも手掛けるようになってきています。
常にチャレンジ精神を持った加速器エンジニアを募集しております。
原子力機構ー東海タンデム加速器(JAEA)
- 〇タンデム加速器について
タンデム加速器とは、高電圧を発生させてイオンを2段階で加速する装置の総称です。1度目は高電圧端子に向けて負イオンを加速し、高電圧端子内で炭素薄膜を通過させ多価の正イオンに荷電変換し、再び地上電位に向けて2度目の加速を行うことで高エネルギービームを得ることができます。
〇当施設の特徴について
・世界最大級の静電型加速器
最高約18MVの高電圧を発生でき、ビームエネルギーの変更が容易で任意のエネルギーのビームを高い精度で得ることができます。
・加速イオン種が豊富
高電圧端子内にECRイオン源を搭載しており、正・負の2種類のイオン源により、周期律表のほぼ全ての元素が加速でき、希ガスや分子イオンも利用可能です。
・多様な標的
非密封の放射性同位元素や核燃料を標的として利用できる世界でも希少な施設です。
・主な利用分野
重イオンを使用した原子核物理、核化学、物性物理、材料科学等の基礎・応用研究。
〇さいごに
本ブースでは当施設における加速器の技術開発や将来計画、施設の運営、日常生活など、ざっくばらんにお話できればと考えております。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
加速器技術職員(KEK)
- 「最先端の加速器科学を展開するKEK。その最強の加速器群と科学の未来を切り開く実験装置群。これらの技術基盤を担うのが、KEK研究系技術職員です。多くの科学者が最高の物理実験ができるように、加速器をはじめとする実験装置の性能向上を日々追究し、その開発から運転までを受け持っています。
加速器は、複合技術のかたまりです。専門分野に関係なく「モノ作りが好き、メカが好き、科学が好き、実験装置に興味がある」こんな方に、技術職員になっていただきたいと思っています。もちろんこれから加速器を始めたいと思っている方も歓迎します。
KEKの加速器技術職員の職場では、世界最先端の加速器の運用と開発の現場で、自分の技術を、広く、そして長く、磨いていくことができます。また、KEKには加速器だけでなく、装置に関する多くの専門家がいます。勉強には事欠きません。エンジニアとしての夢を、KEK加速器で実現して欲しいと願っています。
加速器研究施設(KEK)
- KEK・加速器研究施設は、世界最先端の加速器を開発、建設するとともにそれらの運転・維持及びビーム性能の向上を担い、素粒子・原子核物理学、物質・生命科学などの基礎科学研究の推進のために高性能で安定したビームを学術界だけでなく産業界を含む国内外の研究者に提供しています。また、さまざまな将来の加速器科学と関連技術の研究開発に取り組んでいます。
大強度重陽子加速器開発(IFMIF/EVEDAプロジェクト)
- QST六ヶ所フュージョンエネルギー研究所は、核融合反応で発生するフュージョンエネルギーにより電力を生み出すシステムの研究開発を行っています。
その一環として日欧協力活動で進めているプロジェクトが、国際核融合材料照射施設の工学実証・工学設計(IFMIF/EVEDA)です。これは、フュージョンエネルギーの早期実現に貢献することを目的に、核融合炉材料の中性子による照射の影響を検証するため、核融合反応で発生する高エネルギーの中性子を模擬する加速器型中性子源の開発を行うものです。これまで、高周波四重極型リニアック(RFQ)を用いて世界最高電流となる125mAで5MeVまでの重陽子ビーム加速試験を、日欧の緊密な協力の下で成功させるなど、数多くの国際的に価値ある成果を創出してきました。
今後、RFQの下流に超伝導リニアックを増設して9MeVまでの加速を実現するとともに、デューティを上げて世界最高の平均電流のリニアックに向けて挑戦し続けていきます。将来のエネルギー源の確保に向けたこの国際的なプロジェクトについて、多くの方々に興味を持っていただきたいと考えています。
東洋ステンレス化工株式会社
- 弊社は1970年に創業し、主にステンレス加工事業を営んでおります。
2010年より真空分野への参入を開始し2022年新たに真空装置製造をメインとした「新事業開発本部」を設立いたしました。
参入以降、着実に大学や研究機関への販売実績を増やして参りました。
今後、更なる真空部門の拡充を目指し、展示に参加させていただいております。
東芝エネルギーシステムズ株式会社
- 東芝エネルギーシステムズは、2017年に株式会社東芝から分社しました。
エネルギー事業関連の製品・システム・サービスの開発・製造・販売を通して、「エネルギーをつくる、おくる、ためる、かしこくつかう」、これら全てのソリューションを提供できる数少ない企業です。
また、核融合、加速器、超伝導など、これまで培った原子力応用技術を活用し、ユニークで独創的な技術開発を展開することで幅広い分野に貢献しています。
弊社独自の高い技術力を駆使し、東芝グループの経営理念「人と、地球の、明日のために」のもと、新しい未来を始動させるというビジョンをもって社会や地球環境に貢献するやりがいのある仕事を、一緒に実現していく仲間を募集しています!
株式会社 日立製作所
- 日立は1960年代から国内外の研究機関の加速器計画に参加し、高い磁場精度の大型電磁石や超伝導電磁石、精密な高周波加速管、将来の大型超伝導加速器用の機器など、様々な機器を製作してきました。並行して、加速器の概念をアップグレードする幅広い研究開発も行っています。これらを通じて基礎科学の発展に貢献するとともに、医療・産業分野への応用にも取り組み、技術をもって、人がより幸せに暮らせる未来を、目指しています。
三菱電機ディフェンス&スペーステクノロジーズ株式会社
- 三菱電機ディフェンス&スペーステクノロジーズ株式会社です。
社名からは防衛、宇宙事業に特化した会社との印象を持たれるかもしれませんが、弊社は国内研究機関と協力し大型加速器施設にLLERFシステムを導入しております。
また加速器制御モジュールの製造、販売もしております。
加速器分野に興味がある学生の皆さん、施設内のシステムを製造するメーカーで働くことで加速器分野に携わることができる、という考え方は如何でしょうか。
興味がある方、是非お問い合わせ下さい。