日本加速器学会
東京科学大学
日本核医学会
日本放射化学会
日本原子力学会
日本アイソトープ協会
日本放射性医薬品協会
一般社団法人日本加速器学会 第二回加速器シンポジウム

NEWS

2024/11/12
シンポジウムホームページを公開しました。
参加登録を開始しました。

開催趣旨

高齢化社会を迎えた日本にとって、がんと認知症はQOL(生活の質)を確保し、最後まで豊かな人生を送るために克服すべき大きな課題です。放射性同位体を用いた核医学が、これらの疾患の診断及び治療に大きな役割を果たせることが明らかとなりつつあります。これらの最先端医療を国民に届け、QOLの向上を実現するには、医学的な知見に加えて、希少なRIの製造と供給が大きな鍵を握っていますが、現状では一部のRIを除きほぼすべて輸入に頼っているのが現状です。内閣府原子力委員会は、必要なRI薬剤の安定供給に向けて、RIの国産化と供給の多様化を柱とするアクションプランを策定し、その実現を目指しています。その中では、原子炉と加速器を相補的に利用することで、目標の達成を目指すことが謳われています。私達は技術の社会貢献として、国民のQOL向上につながるアクションプランの趣旨に賛同するとともに、その実現に向けてRIの製造側と利用側の学協会間、研究者間の連携を深め、内閣府、厚生労働省、文部科学省をはじめとする関連省庁との情報共有を進めるために、本シンポジウムを開催いたします。

開催概要

シンポジウム名

第二回加速器シンポジウム「技術が支えるQOL: 核医学による最先端医療」

開催日時:2024年12月12日

開場:13時00分
開始:13時20分
終了:17時00分

共催・後援

共催:
日本加速器学会東京科学大学日本核医学会日本放射化学会日本原子力学会
後援:
日本アイソトープ協会, 日本放射性医薬品協会

会場:鈴木章夫記念講堂(東京科学大学、お茶の水)

  • 会場には定員があります
住所:
〒113-0034 東京都文京区湯島1丁目5−45 M&Dタワー2F

会場アクセスはこちら

参加費:
無料

参加資格

共催・後援団体の会員及び関係者,核医学にご関心のある方

  • 定員に達した場合、申込を停止させていただきます。予めご了承ください。
  • システムで参加申込を完了された方には以下件名のメールが配信されます。
    件名:[pasjsympo2024-2] 参加登録(新規)-受付完了通知
  • シンポジウム当日は会場で参加証を配布いたします。
    ご来場いただきましたら、必ず受付にお立ち寄りください。

開催方法

本シンポジウムは現地開催のみとし、オンライン同時配信は行いません。
シンポジウムの様子は、学会ホームページにて後日オンデマンド配信を予定しています。

スケジュール

11月12日
告知ページ公開
11月12日
参加登録開始
12月8日
参加登録締め切り
12月12日
シンポジウム開催

プログラム案(11月15日現在)

13時20分
開会の辞 栗木雅夫(日本加速器学会会長)
東京科学大学からのご挨拶 
古川哲史(東京科学大学執行役副学長)

講演会(13時30分~15時10分)

13時30分
中野貴志先生(大阪大学核物理センター長)
「多分野連携で推進するアルファ線核医学治療の社会実装」
13時50分
塚原剛彦先生(東京科学大学)
「利用実態の無い核燃料物質の医療用RI資源化への取り組み」
14時10分
早野仁司先生(株ノバセル、取締役)
「超伝導電子加速器によるRI製造への取り組み」
14時30分
伊藤拓先生(日本メジフィジクス)
「医療用RI製造における加速器利用ー放射性医薬品メーカーの視点からー」
14時50分
畑澤順先生(日本アイソトープ協会、副会長)
「医療の革新と加速器科学の役割」

15時10分~15時30分 休憩

15時30分~16時20分 パネルディスカッション

篠原厚学長(大阪青山大学学長、日本放射化学会元会長)
中野貴志先生(大阪大学核物理センター長)
塚原剛彦先生(東京科学大学)
上坂充委員長(原子力委員会)
畑澤順先生(日本アイソトープ協会)
栗木雅夫(加速器学会、司会)

16時20分~16時50分 質疑
16時50分 閉会の辞 畑澤順先生(日本アイソトープ協会、副会長)

問い合わせ先

日本加速器学会 ヘルプデスク

Email:pasj-desk[at]conf.bunken.co.jp
([at]を @ に変えて下さい)