- 2024/11/12
- シンポジウムホームページを公開しました。
- 参加登録を開始しました。
高齢化社会を迎えた日本にとって、がんと認知症はQOL(生活の質)を確保し、最後まで豊かな人生を送るために克服すべき大きな課題です。放射性同位体を用いた核医学が、これらの疾患の診断及び治療に大きな役割を果たせることが明らかとなりつつあります。これらの最先端医療を国民に届け、QOLの向上を実現するには、医学的な知見に加えて、希少なRIの製造と供給が大きな鍵を握っていますが、現状では一部のRIを除きほぼすべて輸入に頼っているのが現状です。内閣府原子力委員会は、必要なRI薬剤の安定供給に向けて、RIの国産化と供給の多様化を柱とするアクションプランを策定し、その実現を目指しています。その中では、原子炉と加速器を相補的に利用することで、目標の達成を目指すことが謳われています。私達は技術の社会貢献として、国民のQOL向上につながるアクションプランの趣旨に賛同するとともに、その実現に向けてRIの製造側と利用側の学協会間、研究者間の連携を深め、内閣府、厚生労働省、文部科学省をはじめとする関連省庁との情報共有を進めるために、本シンポジウムを開催いたします。
第二回加速器シンポジウム「技術が支えるQOL: 核医学による最先端医療」
開場:13時00分
開始:13時20分
終了:17時00分
会場アクセスはこちら
共催・後援団体の会員及び関係者,核医学にご関心のある方
本シンポジウムは現地開催のみとし、オンライン同時配信は行いません。
シンポジウムの様子は、学会ホームページにて後日オンデマンド配信を予定しています。
15時10分~15時30分 休憩
篠原厚学長(大阪青山大学学長、日本放射化学会元会長)
中野貴志先生(大阪大学核物理センター長)
塚原剛彦先生(東京科学大学)
上坂充委員長(原子力委員会)
畑澤順先生(日本アイソトープ協会)
栗木雅夫(加速器学会、司会)
16時20分~16時50分 質疑
16時50分 閉会の辞 畑澤順先生(日本アイソトープ協会、副会長)
Email:pasj-desk[at]conf.bunken.co.jp
([at]を @ に変えて下さい)