一般社団法人 臨床発達心理士会 セミナー
 

兵庫支部研修会のお知らせ(2023年4月29日 開催)

乳幼児期におけるアタッチメントと非認知的な心の発達-発達臨床の視座を交えて-

2023-007

主催

兵庫支部


日程とプログラム

2023年4月29日(土) 13:30~16:30

13:00~13:30 受付
13:15 オンライン研修に係る説明
13:30~16:30 乳幼児期におけるアタッチメントと非認知的な心の発達-発達臨床の視座を交えて- 講師:遠藤利彦先生


講師

遠藤 利彦(東京大学大学院教育学研究科教授)

東京大学大学院教育学研究科教授、同附属発達保育実践政策学センター(Cedep)センター長。聖心女子大学文学部講師、九州大学大学院人間環境学研究院助教授、京都大学大学院教育学研究科准教授などを経て、2013年から現職。


開催方法

Zoomによるライブ配信


ポイント数

1ポイント(承認番号:21-2304-07)


研修要旨

 近年、人生早期の乳幼児期における経験が、人の生涯に亘る心身の健康や幸福感の実現・維持において、極めて重要な意味を有していることが実証的に明らかにされつつある(発達科学的に関する内容)。殊に、世界各地で展開される複数の長期縦断研究は、乳幼児期の「人的環境」の質が、その後の生涯に亘るほぼあらゆる領域・側面の発達において、枢要な鍵を握っていることを示している(発達の時間軸に沿った理解)。とりわけ「人的環境」の中でも、大人と子どもの間に形成されるアタッチメントの質は、人生の出発点において、自他に対する基本的信頼感の基盤形成、さらにはいわゆる非認知的な心=社会情動的コンピテンス=自己と社会性等の萌芽と発達を方向付けるものとして特に刮目すべきものとして在る(発達の心理的・社会的理解)。本研修では、アタッチメントとは何か、何故に子どもの発達に深く影響を及ぼすのかについて概説を行った上で、子どもに対する不適切な養育をアタッチメント理論の視点から捉え直し、虐待やネグレクト、そして親子間の歪んだアタッチメントが、いかに子どもの健やかな心身発達を根本から揺るがす危険性があるかに関して考察を行う。


参加費

  • 当該支部正会員 参加費:無料

参加条件

  • 当該支部正会員

申込定員

なし


会員種別による先行受付

なし


申込期間

  • 2023年4月14日(金)~2023年4月24日(月)

申込受付

事前参加申込


申込方法

申込受付期間に、ページ内「参加申込」ボタンより申込を行ってください。


諸注意

<本研修会参加に係る注意事項>
  • 1. Web 研修会を受講できるのは、受講申込をした本人に限られます。本人の代わりに他人が受講してはいけません。
  • 2.講義や資料のリンク先の URL を他人に教えたり、SNS やブログなどで公開してはいけません。
  • 3.講義を撮影、録画、録音、公開をしてはいけません。
  • 4. 講義内容や配付資料を SNS やブログなどに公開してはいけません。
  • 5.配付資料の電子ファイルを他人に送信したり、コピーを他人に配付してはいけません。
  • 6.その他、倫理綱領に抵触する行為をしてはいけません。

お問合せ

info[at]jacdp-hyogo.org([at]を @ に変えて下さい)