一般社団法人 臨床発達心理士会 セミナー
 

滋賀支部研修会のお知らせ(2024年3月30日開催)【公開研修会】

アートとこころ

2023-063

主催・共催

日本臨床発達心理士会 滋賀支部
追手門学院大学


日程とプログラム

2024年3月30日 13:30~16:45
13:30~15:00 「講義(アートとこころ)」前半 講師:齋藤 亜矢
15:00~15:15 休憩
15:15~16:45 「講義(アートとこころ)」後半 講師:齋藤 亜矢
16:45~17:00 合い言葉入力、諸連絡


講師

齋藤 亜矢(京都芸術大学 文明哲学研究所 教授)
京都大学理学部卒業、同大学院医学研究科修士課程修了、東京藝術大学大学院美術研究科修了。博士(美術)。日本学術振興会特別研究員、京都大学野生動物研究センター特定助教、中部学院大学准教授などを経て、2016年度より現職。芸術する心がなぜ生まれたのか、進化や発達の視点からアプローチしている。著書に『ヒトはなぜ絵を描くのか―芸術認知科学への招待』(岩波書店)、『ルビンのツボ―芸術する体と心』(岩波書店)、共著書に『ベスト・エッセイ 2018』(光村図書)、『人間とは何か――チンパンジー研究から見えてきたこと』(岩波書店)、『恋う・癒す・究める 脳科学と芸術』(工作舎)、『脳とアート―感覚と表現の脳科学』(医学書院)など。


開催方法

Zoomによるライブ配信


ポイント数

1ポイント(承認番号:21-2401-05)


研修要旨

 作品にこころが動かされたり、制作や表現の過程でこころが落ち着いたりすることがあります。アートには、本来、人のこころに深く作用するちからがあり、心理療法にも取り入れられてきました。では、そもそもアートはなぜ生まれたのでしょうか。講師は進化や発達の視点から、アートに関わるこころの起源について研究をしてこられました。進化の隣人であるチンパンジーと人間の子どもの描画の比較研究や、旧石器時代の洞窟壁画から浮かびあがってきたキーワードは、遊びごころと想像力だそうです。一方で、自分には「絵ごころがない」など、表現は特別な才能を持った人の特権だと考えている人との出会いも多く、アートのおもしろさや、アートがもつちからを体験してもらうにはどうしたらよいのか、美術教育やワークショップなどをとおして考えてこられました。アートをめぐるさまざまな出会いを紹介いただき、アートとそれにまつわるこころの進化と発達について、さまざまな視点から学びます。


参加費

  • 全正会員:無料
  • 非会員(参加条件なし):無料
  • なお,臨床発達心理士資格更新のためのポイント申請ができるのは正会員のみです.

参加条件

  • 参加費項目をご確認ください

申込定員

200人


会員種別による先行受付

当該支部による先行受付なし


申込期間

  • 申込受付期間:2024年2月21日(水)~3月19日(火)
  • 申込方法:Googleフォームから参加申込(https://forms.gle/Dsssowrqmm3ikwy6A)

申込受付

事前参加申込


申込方法

支部・委員会にて受付(Googleフォーム、メール等)

参加申込


諸注意

<本研修会参加に係る注意事項>
  • 必ず、以下の倫理的項目を遵守してください。
  • ◆Web研修会を受講できるのは、受講申込をした本人に限られます。
  • ◆講義や資料のリンク先のURLを他人に教えたり、SNSやブログなどで公開してはいけません。
  • ◆講義を撮影、録画、録音、公開をしてはいけません。

お問合せ

jacdp.shiga[at]gmail.com([at]を @ に変えて下さい)