オンデマンド研修:災害当事者となった時、子どもをどうする ―ぴえろのあそび広場をきっかけとして―【再配信】
2023-064
主催
日本臨床発達心理士会 大阪・和歌山支部
日程とプログラム
2024年4月1日~2024年4月21日
講義「災害当事者となった時、子どもをどうする―ぴえろのあそび広場をきっかけとして―」 講師:坂本佳代子
講師
坂本 佳代子(一般社団法人心理&福祉サポートステーション折り紙)
お茶の水女子大学児童学科を卒業後、盲知的障害者入所施設で心理担当職員となった。このことを皮切りに一貫して、障がい者支援職場で仕事を続けている。その間に阪神淡路大震災が起き、支援に入れないもどかしさの中で、自閉症と統合失調者は避難所ではいられないのではないかとの、経験に基づく心配が膨らみ、その視点で災害支援と復興を見つめていた。 丁度定年退職をして間もない頃に東日本大震災が発災した。その後の私の人生テーマは、障がい者福祉と被災者支援の2本柱となり、今日に至っている。 (臨床発達心理士SV・社会福祉士・公認心理師)
開催方法
オンラインを使用して研修会を実施
ポイント数
0.5ポイント(承認番号:21-2304-02)
研修要旨
日本臨床発達心理士会は2011年の東日本大震災をきっかけとして、災害支援基金を創設した。合わせてその支援の取り組みを「ピエロプロジェクト」と命名し、埼玉支部は福島県浜通り地域から埼玉県に避難してきた子ども達を対象に「ぴえろのあそび広場」を開設した。この当時、地域災害とその避難生活において家族や社会から見守られにくくなった子どものための支援活動に焦点を当てる機運はほとんど醸成されていなかったが、大切な成長と発達の時期に家族や社会の不安に巻き込まれ、安心した活動の保持が困難になりやすいという発達の社会的理解の上で、臨床発達心理士がその支援に役立つ意義は大きい。南海トラフ地震など日本は自然災害時の対処に備える必要性が大きい。災害時に放置されやすい子どもたちを含む社会的弱者を支援するために必要な知識・技能を検討すると同時に、埼玉支部の実践の効果と評価をもとに、臨床発達心理士が地域行政と連携してこの実践を行なう上での計画(2-⑧)の立て方を検討していただく機会となれば幸いである。
参加費
- 正会員 参加費:500円
参加条件
- 参加費項目をご確認ください
申込定員
200人
会員種別による先行受付
当該支部による先行受付なし
申込期間
申込受付期間:2024年2月1日(木)~2月21日(水)- 追加受付:2024年3月18日(月)~3月25日(月)
- 申込み方法:本ページ内にある「参加申込」のボタンより申込を行ってください。
- ※コンビニ決済は
2月17日3月20日まで
申込受付
事前参加申込
申込方法
申込受付期間に、ページ内「参加申込」ボタンより申込を行ってください。
追加で参加受付いたします。2024年3月18日(月)~3月25日(月)
【ご注意】
本講座は、2023年6月18日に紀伊田辺市で実施した「災害当事者となった時、子どもをどうする ―ぴえろのあそび広場をきっかけとして―」と同一内容です。
過去の講座でポイントを取得した方には、本講座を受講してもさらなるポイントの付与はありません。
諸注意
<本研修会参加に係る注意事項>- 必ず、以下の倫理的項目を遵守してください。
- ◆Web研修会を受講できるのは、受講申込をした本人に限られます
- ◆講義や資料のリンク先のURLを他人に教えたり、SNSやブログなどで公開してはいけません
- ◆講義を撮影、録画、録音、公開をしてはいけません
お問合せ
hanwa[at]jacdp-kansai.org([at]を @ に変えて下さい)