日本版Vineland-Ⅱ適応行動尺度の基本的考え方と実施法およびその臨床的適用 ~ロール・プレイを通して~
2023-116
主催
日本臨床発達心理士会 大阪・和歌山支部
日程とプログラム
2024年11月23日 13:00~16:10
12:30 受付開始
13:00~14:30 検査の目的や意義、その構成、実施方法などの解説
14:30~14:40 休憩
14:40~15:30 ロール・プレイ
15:30~16:10 質疑応答と講評、具体的支援方法の解説
講師
櫻井 秀雄(関西福祉科学大学・教授)
関西福祉科学大学教授。奈良を中心に長く発達障害児・者の査定と支援活動に携わってきた。イルカ療法を含む余暇活動的プレイセラピーに精力的に取り組んできたのみならず、多くの発達検査に造詣が深く、この日本版Vineland-Ⅱ適応行動尺度については、実践研究を積み重ねて日本文化科学社よりマニュアルを出版するに至っている。
開催方法
対面現地開催
会場
関西福祉科学大学/D1-613(大学本館6階613号講義室)
所在地:〒582-0026 大阪府柏原市旭ケ丘3丁目11-1
代表電話:072-978-0088
近鉄大阪線河内国分駅から徒歩12分(アクセスマップに国分駅からの順路動画があります)
ポイント数
1ポイント(承認番号:21-2408-09)
研修要旨
発達障害児者への支援を行なう上で、生活上の個別ニーズを査定することは必須である。その意味で本研修会は「発達の多様性、具体性、個別性の理解」に資する内容である。しかしながら、わが国ではまだまだ知的機能に偏った査定が中心であり、日常生活における適応行動の観点からの評価が普及していない実情がある。そのため、特に高機能ASDにおいては、対人関係や社会性など日々の生活や行動上の適応の困難さが明らかでもIQが高いとそれらに対する支援の必要性が評価されない現状がある。そこで、「発達⽀援のニーズ把握、アセスメントの⽅法に関する内容」として、本研修会では日常生活への適応に必要となる適応行動を包括的に評価するためのツールとして国際的に広く利用されているVineland-II(Sparrow et al., 1984, 2005)の日本版による評価方法を学び、具体的な支援方法についても解説し、「発達⽀援の計画、効果、評価に関する内容」とする。
参加費
- 正会員 参加費:1700円
参加条件
- 参加費項目をご確認ください
申込定員
40人
会員種別による先行受付
当該支部による先行受付あり
申込期間
- 申込受付期間:大阪・和歌山支部会員10月17日(木)~11月16日(土)、他支部会員11月2日(土)~11月16日(土)
- ※ただし、先着順のために締切が早まり、他支部会員が受講できない場合はご容赦ください。
- 参加条件:新版K式発達検査やWISC等の知能検査の知識のある人、もしくはインテイク面接をしている人
- 参加費:検査記録用紙費用が含まれています。
申込受付
事前参加申込
申込方法
申込受付期間に、ページ内「参加申込」ボタンより申込を行ってください。
お問合せ
hanwa[at]jacdp-kansai.org([at]を @ に変えて下さい)