赤ちゃんの泣きとその対処:臨床発達心理士が親支援でできることを考える
2023-127
主催
日本臨床発達心理士会 大阪・和歌山支部
日程とプログラム
2025年2月8日 13:00~15:00
- 12:30~13:10
- 受付
- 13:00~14:30
- 講演「赤ちゃんの泣きとその対処:臨床発達心理士が親支援でできることを考える」
講師:鎌田次郎 - 14:30~15:00
- 質疑応答と討議 講師:鎌田次郎
講師
鎌田 次郎(関西福祉科学大学・名誉教授)
大学を定年退職後、赤ちゃんの発達と子育てについて文献研究を行ないつつ、著書ではなくYouTubeで発信をしています。エソロジーという進化理論に立脚した比較行動研究をしていたため、赤ちゃんの本性(生得的基盤)や母性・父性に強く関心があり、近年進展している脳科学や脳内分泌学の研究にも注目しています。
開催方法
Zoomによるライブ配信
ポイント数
0.5ポイント(申請中)
研修要旨
欧米では赤ちゃんの泣きによる育児困難の親は多く、研究が膨大に進んでいる。赤ちゃんの泣きは実母による虐待死の引き金にもなっており、この点では日本でも同じである。そこで発達科学に関する内容として、これまでの研究をもとに、泣きの原因をいくつかに整理し、その対処法を論じる。さらに、発達の時間軸に沿った⽀援や理解に関する内容として、泣きの少ない子に育てていく方法を愛着理論に基づいて論じる。また、泣きが増える原因論議の中では、環境,⽣態学的視点に関する内容として、育児文化・習慣の西洋と東洋の違い、日本の現代と過去との違いについて論じる。赤ちゃんの育児困難は小児科医が相談を受ける場合が多いが、以上の知見をもとに、臨床発達心理士として、親支援を行なう上でできることを討議できれば幸いである。
参加費
- 正会員 参加費:500円
- 準会員 参加費:500円
参加条件
- 参加費項目をご確認ください
申込定員
100人
会員種別による先行受付
当該支部による先行受付なし
申込期間
- 申込受付期間:2025年1月8日(水)~2月1日(土)
申込受付
事前参加申込
申込方法
参加申込のボタンより申込を行ってください。
お問合せ
hanwa[at]jacdp-kansai.org([at]を @ に変えて下さい)