一般社団法人 臨床発達心理士会 セミナー
 

東海支部研修会のお知らせ(2025年5月11日)

感情爆発をくり返す子どもの理解と支援(その2) 
認知の歪みの理解と教室でできる認知行動療法-医療及び学校における実践紹介−

2023-141

主催

日本臨床発達心理士会 東海支部


日程とプログラム

2025年5月11日 13:00~16:10

12:30~13:00
受付
13:00~14:30
講義Ⅰ「感情爆発をくり返す子どもの理解と支援(その2) 認知の歪みの理解と教室でできる認知行動療法-医療及び学校における実践紹介−」前半
講師:松浦直己氏(三重大学教育学部特別支援教育講座教授)
14:30~14:40
休憩
14:40~16:10
講義Ⅱ「感情爆発をくり返す子どもの理解と支援(その2) 認知の歪みの理解と教室でできる認知行動療法-医療及び学校における実践紹介−」後半
講師:松浦直己氏(三重大学教育学部特別支援教育講座教授)

講師

松浦 直己(三重大学教育学部特別支援教育講座 教授)
 三重大学教育学部 附属学校企画経営室室長・副学部長(附属学校園担当)・特別支援教育講座特別支援(医学)分野 教授/三重大学・津市子ども教育センターセンター長。博士(学校教育学、医学)。
 神戸大学教育学部卒業後、神戸市公立小学校教諭を15年経験。その後、奈良教育大学特別支援教育研究センター、東京福祉大学を経て現職。
 言語聴覚士、学校心理士、公認心理師、特別支援教育士スーパーバイザー、専門社会調査士などの専門資格を有する。三重県障害児就学指導委員会委員長、平谷こども発達クリニックスーパーバイザーなども務める。専門は少年非行、特別支援教育、発達障害、犯罪心理学、近赤外線スペクトロスコピーを用いた神経学的評価研究など。
 著書に『保護者をモンスター化させない10の対処法 法律と根拠に基づく学校トラブル解決』(中央法規出版)、『教室でできる気になる子への認知行動療法 ―「認知の歪み」から起こる行動を変える13の技法』(中央法規出版)他多数。


開催方法

Zoomによるライブ配信


ポイント数

1ポイント(申請中)


研修要旨

 全国的傾向として、小学校では子どもの暴力行為が約10年で5倍以上と急増しており、社会問題化しつつある。教師や子どもに対する暴力や暴言が、「発達障害」や「愛着障害」として扱われているケースが多いが、妥当なアセスメントとはいえない。感情爆発の障害は、DSM-5では「秩序破壊的・衝動制御・素行症群」として整理されている。暴言や暴行を繰り返す子どもたちは、感情爆発を抑えられず、特に曖昧な教育環境に置かれると一気に増悪するケースが散見される。
 彼らの多くは資質的に衝動制御の困難さを有すると共に、この特性は環境依存的であり、担任が替わると一気に行動が落ち着くことも多い。前回の研修会を踏まえ、今回は特に医療でのCBTと学校でのCBTの実例について詳述する。具体的には、「感情爆発の障害」について詳説し(前半)、彼らの多くが有する認知の歪みについて説明する。そして教室でできる認知行動療法の具体的な方法論について講義する(後半)。子どもの問題行動についてアドバイスを求められることが多い臨床発達心理士の先生方にとっては、有意義な講義であると考える。


参加費

  • 当該支部正会員 参加費:500円
  • 当該支部準会員 参加費:500円

参加条件

  • 参加費項目をご確認ください

申込定員

300人


会員種別による先行受付

当該支部による先行受付なし


申込期間

  • 申込受付期間:2025年2月28日(金)~2025年4月20日(日)
  • 申込方法:本ページ内にある参加申込のボタンより申込を行ってください。
  • (申込受付は先着順とし、定員になり次第締め切りとします。)

申込受付

事前参加申込


申込方法

申込受付期間に、ページ内「参加申込」ボタンより申込を行ってください。


諸注意

<本研修会参加に係る注意事項>
  • 必ず、以下の倫理的項目を遵守してください。
  • ◆Web研修会を受講できるのは、受講申込をした本人に限られます。
  • ◆講義や資料のリンク先のURLを他人に教えたり、SNSやブログなどで公開したりしてはいけません。
  • ◆講義を撮影、録画、録音、公開をしてはいけません。
  • ◆資料等の再配布をしてはいけません。

お問合せ

jacdp.tokaishibu[at]gmail.com([at]を @ に変えて下さい)