「感情コントロールが難しい子ども、荒れる子どもへの理解と支援」【再配信】
2023-151
主催
日本臨床発達心理士会 滋賀支部
日程とプログラム
2025年7月19日 10:00~2025年8月2日 23:59
講義(「感情コントロールが難しい子ども、荒れる子どもへの理解と支援」) 講師:楠 凡之
講師
楠 凡之(北九州市立大学 教授)
京都大学教育学研究科修了.専門は臨床教育学
学童期の対人関係理解の発達研究から出発され、その後は学校教育や学童保育などの実践者との交流から、現場の最前線で課題となっている不登校、いじめ、虐待、発達障害、保護者支援などへと広がりを見せておられます.
主な著書には、『いじめと児童虐待の臨床教育学』(ミネルヴァ書房)、『自閉症スペクトラム障害の子どもへの発達援助と学級づくり』(高文研)、『あの子はなぜ荒れるのか 発達障害・アタッチメントとトラウマ インフォームドケア』 高文研
開催方法
Zoomによるオンデマンド配信
ポイント数
1ポイント(承認番号:21-2503-05)
研修要旨
感情をコントロールしにくい子ども、荒れる子どもの場合、適切な子ども理解と対応がなされなければ、学校での学習や友だち関係、集団活動において自己肯定感を低下しやすく、さらに行動化する、という悪循環に陥ります。 そのため、行動にのみ注目するのではなく、子どもの内面の願いを把握し、そうした行動に至る要因の適切なアセスメントが重要です。行動の背景にある要因はさまざまですが、安心して思いを出せる関係づくり、適切な方法で表す言語化への支援とともに、子どもの発達を踏まえた上でクラスの中に本人の居場所や役割がつくられる支援は、共通して重要です。 本研修では、発達障害や被虐待、LGBTなど多様な支援ニーズをもつ子どもやその保護者に対する実践研究に学校の教師とともに携わってきた講師より、子どもの感情コントロールの困難さを、小学生中心に幼児期から中学生までの実践事例をもとに、①発達論、②逆境的小児期体験による不安定なアタッチメント、③発達障害や知的障害その他の「特別なニーズ」,の3点から整理し、子ども理解と支援のあり方、さらに、保護者対応の視点について学びます。
参加費
- 正会員参加費:500円
- 準会員参加費:500円
- 非会員(臨床発達心理士) 参加費:5500円
参加条件
- 参加費項目をご確認ください
申込定員
100人
会員種別による先行受付
当該支部による先行受付あり
申込期間
- 【申込受付期間】
- ・滋賀⽀部正会員・準会員 :6⽉13⽇(金)~7⽉5⽇(土)
- ・他⽀部正会員・準会員・⾮会員(臨床発達⼼理⼠):6⽉21⽇(土)~7⽉5⽇(土)
申込受付
事前参加申込
申込方法
【申込⽅法】
本ページ内にある「参加申込」のボタンより申込を⾏ってください。
*2024/9/8に開催された滋賀支部の研修(同一内容)を受講し、更新ポイントを取得した方は、再度受講されてもポイントは取得できません。
諸注意
<本研修会参加に係る注意事項>- 必ず、以下の倫理的項目を遵守してください。
- ◆Web研修会を受講できるのは、受講申込をした本人に限られます
- ◆講義や資料のリンク先のURLを他人に教えたり、SNSやブログなどで公開してはいけません
- ◆講義を撮影、録画、録音、公開をしてはいけません
- ◆資料等の再配布をしてはいけません
お問合せ
jacdp.shiga[at]gmail.com([at]を @ に変えて下さい)