臨床発達心理士の実践活動におけるSNS発信のリスクと法的対応
2023-157
主催
日本臨床発達心理士会 倫理委員会
日程とプログラム
2025年06月29日 13:00~16:10
12:40 受付開始
13:00~14:40 講義「臨床発達心理士の実践活動におけるSNS発信のリスクと法的対応」講師:河野冬樹
14:40~14:50 休憩
14:50~15:40 ブレークルームに分かれて討論
15:40~16:10 グループごとの発表 まとめ
講師
河野 冬樹(法律事務所アルシエン)
河野冬樹弁護士は、麻布高校、一橋大学法学部および法科大学院を卒業後、67期司法修習を修了。現在はSNSトラブルの老舗・法律事務所アルシエンに所属。事務所の代表は、SNSトラブル裁判を扱った、中島健人主演のドラマ「しょせん他人事ですから」の監修者です。河野先生もその事務所で、代表に負けないくらいの、ネットトラブル事件を経験されています。自身の専門は知的財産権で、雇用的立場では弱者であるフリーのクリエイターの個人顧問弁護士として活躍されています。
開催方法
Zoomによるライブ配信
ポイント数
1ポイント(承認番号:21-2504-03)
研修要旨
本研修では、臨床発達心理士が,子どもの最善の利益を保証し,対象者の人権尊重(3-⑨)のもとに業務を行うために,SNSを利用しての啓発活動や対象児者が巻き込まれたトラブルへの対処について,法的知識や対処について学びます。この問題は,守秘義務と対象者について公表する際のインフォームドコンセント(3-⑩)をめぐる問題であり,臨床発達心理士が考えておくべき問題です。具体的には,日頃の何気ない子どもや発達に困難を抱えた方々の出来事を切り取って情報発信した結果、それがSNS上で誹謗中傷へとつながってしまう事例や、対象児者がSNSによって巻き込まれたトラブルに対処しなければならない場合などを取り上げます。これらの事例を通じて、困っている人から相談を受けた際に臨床発達心理士としてどのような法律知識が求められるのか、また、自らがSNSを通じて情報を発信する際に、どのようなリスクや注意点を把握しなければならないのかを、法律的な観点から学ぶことを目的としています。SNSをめぐる問題が生じた際,他職種との連携(3-⑦),特に法務関係の方との連携が不可欠で,法律家の立場から見るこうした問題について,弁護士の先生をお招きし、実際の事例や対策について詳しく解説していただきます。
参加費
- 正会員 参加費:3,000円
- 準会員 参加費:3,000円
- 非会員(臨床発達心理士)参加費:8,000円
参加条件
申込定員
100人
会員種別による先行受付
当該支部による先行受付なし
申込期間
- 申込受付期間:5月19日(月)~6月8日(日)
- 申込み方法:本ページ内にある「参加申込」のボタンより申込を行ってください。
申込受付
事前参加申込
申込方法
申込受付期間に、ページ内「参加申込」ボタンより申込を行ってください。
諸注意
<本研修会参加に係る注意事項>
本研修会参加にあたって、下記から「受講の諸注意」をダウンロードして、必ずお読みください。
- 全国研修会受講の諸注意
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1.対面型による全国研修会
- 参加申込み方法には、本サイトから申し込む場合とGoogleフォームで申し込む場合があります。
- Googleフォームで申込む研修会では、参加費を研修会場で直接お支払いください。
- Googleフォームで参加を申込んだ方は、参加のキャンセルが分かった時点で、すぐに企画申請者まで連絡してください。研修会運用に支障がでますので、必ず順守をお願いします。
2.オンラインによる全国研修会
1)2025年度全国研修会の受講要領の変更点
【重要】2025年度から全国研修会の受講要領の変更点が変わります。
以下は主な変更点です。
- これらの詳細は、参加申込後に送られてくる「受講の手引き」をご覧ください。
- ①視聴ページがなくなり、「参加方法のお知らせメール」と「リマインドメール」が研修会ヘルデスクから送付されます。
- ②Zoomに入室する時の氏名の記載方法が変わります。
- ③合言葉回答方法が変わります。
2)オンライン研修会の参加条件
- オンライン研修を受講できる安定したインターネット環境が整っていること
- インターネットに繋げられるパソコンが利用できること
- Zoomミーティングで行われる時には、カメラとマイクが利用できること
- 次頁の「2.全国研修会における倫理的配慮」を遵守できること
3)オンライン研修会の参加に関する諸注意
①パソコンとメールアドレスの用意
- オンライン研修会では、パソコンで参加することを基本としています。
- スマホでの参加はご遠慮ください。
- タブレットについては、こちらで動作確認をしていません。タブレットで参加すると、資料やGoogleフォームが開けないなど、受講や合言葉回答に支障がでることがありますので、ご了承ください。
- 参加申込みでは、研修会当日に使用するパソコンのメールアドレスを登録してください。登録したメールアドレスを用いて受講してもらいます。携帯電話のメールアドレス(@softbank.ne.jp、@docomo.ne.jpなど)やoutlook.com(hotmail)などの登録はお避けください。
②安定したインターネット通信環境の準備
- インターネット接続回線が脆弱な場合には、途中で何度も接続が切れてしまう、フリーズしてしまうなどが起こります。事前に必ず確認して、安定した通信環境を整えてください。
③Zoomの準備
- 事前に、研修会で使用するパソコンにZoomアプリをインストールしておいてください。
- すでにZoomアプリをインストールしている方は、最新のバージョンに更新しておいてください。
- また、Zoomアカウントを登録しておくと、名前変更をスムーズに行うことができますので、Zoomアカウントの登録をお勧めします。詳しくは、受講の手引きをご覧ください。
- Zoom利用環境を整えて、Zoomの使用方法や操作を習得した上で研修会にご参加ください。
2.全国研修会における倫理的配慮
- 研修会を受講できるのは、受講申込をした本人に限られます。本人の代わりに他人が受講してはいけません。
- 講義や資料のリンク先のURLを他人に教えたり、SNSやブログなどで公開してはいけません。
- 講義を撮影、録画、録音、公開をしてはいけません。
- 講義内容や配付資料をSNSやブログなどに公開してはいけません。
- 配付資料の電子ファイルを他人に送信したり、コピーを他人に配付してはいけません。
3.全国研修会における参加申込受付とキャンセル
- 先着順に参加を受付け、定員になり次第締切ることを基本とします。
- 参加申込者は、参加申込後、支払い期限までにすみやかに参加費を支払ってください。
- 参加申込締切日の時点あるいは定員に達した時点で、参加申込と参加費支払いの両方を済ませている方が当該研修会に参加できます。参加申込締切日までに支払いを済ませてください。
- 参加申込締切日後のキャンセルの場合、払い込まれた参加費は返金いたしませんので、あらかじめご了承ください。
- ただし、参加申込締切日以前にやむを得ない理由でキャンセルされる場合、返金手数料(送金手数料、国際文献社等事務手数料)として1500円を差し引いて返金いたします。必ず参加申込締切日までに研修会ヘルプデスクにキャンセルの理由を書いてメールでご連絡ください。コンビニ払いの方には銀行の振込口座を教えていただく必要があります。
お問合せ
jacdp-workshop[at]conf.bunken.co.jp([at]を @ に変えて下さい)