日本語読み書き困難の今日的理解
2025-033
主催
日本臨床発達心理士会 研修委員会発達研究部門
日程とプログラム
2025年11月30日 13:30~16:40
- 13:00~13:30
- 受付開始
- 13:30~15:30
- 講義(日本語読み書き困難の今日的理解) 講師 田中みどり
- 15:30~15:40
- 休憩
- 15:40~16:40
- 鼎談(読み書き困難児への指導の実際) 講師 田中みどり 鼎談者 田渕 恵美子、薄 洋介
講師
講師
田中みどり(女子栄養大学名誉教授)
専門は発達心理学。仮名文字と漢字という2種類の文字を併用する日本語の特徴を組み入れた日本語読み書き困難の理解と支援法を深めることを目標にしている。
鼎談者
田渕恵美子(児童発達支援及び放課後デイサービス ソレイユ守谷・児童指導員。公認心理師)
元公立学校教諭。 現在は放課後デイサービスで読み書き困難児童・生徒等の個別指導支援を行っている。
薄 洋介(東京都公立小学校・通級指導教室担任。修士(カウンセリング)、公認心理師)
専門は学習障害や言語障害のある児童への個別支援、及び学習障害とメンタルヘルスの関連に焦点を当てた実践的研究。
開催方法
Zoomによるライブ配信
ポイント数
臨床発達心理師:1ポイント(申請中)
公認心理師:3単位(申請中)
研修要旨
本研修では、臨床発達心理士が日本語の読み書き困難児を支援する職能を高めるため、かな文字と漢字を用いる日本語の特性と子どもの多様な認知特性を把握し、必要に応じてICT利用も含めた適切な支援ができるよう学びます。先ず読み書き障害の研究は欧米で進んでいるので、その発達心理学を中心とした心理学諸分野の科学的・理論的な知識や、中国語の読み書き研究の知見を俯瞰し、読み書き障害の言語普遍性と言語特殊性の要諦を理解します。その上で日本語の特性を勘案し、個々の子どもの認知特性に由来する発達の個別性の理解とアセスメントに基づいた支援の種々の方法の知見を広げます。読み書きの発達のいくつもの節目を見通し、子どもの自立に向けて自己理解力・自己権利擁護力(self-advocacy)を培う支援法についても考察します。さらに、現場で子どもの指導経験豊富な先生方との鼎談を通して、現実的な指導法等についても学びます。
参加費
- 正会員 参加費:3000円
- 準会員 参加費:3000円
- 非会員(臨床発達心理士) 参加費:8000円
- 非会員(公認心理師団体会員) 参加費:9000円
参加条件
申込定員
990人
会員種別による先行受付
当該支部による先行受付なし
申込期間
- 申込受付期間:10月24日(金)~11月14日(金)
- 申込み方法:本ページ内にある「参加申込」のボタンより申込を行ってください。
申込受付
事前参加申込
申込方法
申込受付期間に、ページ内「参加申込」ボタンより申込を行ってください。
諸注意
<本研修会参加に係る注意事項>
本研修会参加にあたって、下記から「受講の諸注意」をダウンロードして、必ずお読みください。
- 全国研修会受講の諸注意
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1.対面型による全国研修会
- 参加申込み方法には、本サイトから申し込む場合とGoogleフォームで申し込む場合があります。
- Googleフォームで申込む研修会では、参加費を研修会場で直接お支払いください。
- Googleフォームで参加を申込んだ方は、参加のキャンセルが分かった時点で、すぐに企画申請者まで連絡してください。研修会運用に支障がでますので、必ず順守をお願いします。
2.オンラインによる全国研修会
1)2025年度全国研修会の受講要領の変更点
【重要】2025年度から全国研修会の受講要領の変更点が変わります。
以下は主な変更点です。
- これらの詳細は、参加申込後に送られてくる「受講の手引き」をご覧ください。
- ①視聴ページがなくなり、「参加方法のお知らせメール」と「リマインドメール」が研修会ヘルデスクから送付されます。
- ②Zoomに入室する時の氏名の記載方法が変わります。
- ③合言葉回答方法が変わります。
2)オンライン研修会の参加条件
- オンライン研修を受講できる安定したインターネット環境が整っていること
- インターネットに繋げられるパソコンが利用できること
- Zoomミーティングで行われる時には、カメラとマイクが利用できること
- 次頁の「2.全国研修会における倫理的配慮」を遵守できること
3)オンライン研修会の参加に関する諸注意
①パソコンとメールアドレスの用意
- オンライン研修会では、パソコンで参加することを基本としています。
- スマホでの参加はご遠慮ください。
- タブレットについては、こちらで動作確認をしていません。タブレットで参加すると、資料やGoogleフォームが開けないなど、受講や合言葉回答に支障がでることがありますので、ご了承ください。
- 参加申込みでは、研修会当日に使用するパソコンのメールアドレスを登録してください。登録したメールアドレスを用いて受講してもらいます。携帯電話のメールアドレス(@softbank.ne.jp、@docomo.ne.jpなど)やoutlook.com(hotmail)などの登録はお避けください。
②安定したインターネット通信環境の準備
- インターネット接続回線が脆弱な場合には、途中で何度も接続が切れてしまう、フリーズしてしまうなどが起こります。事前に必ず確認して、安定した通信環境を整えてください。
③Zoomの準備
- 事前に、研修会で使用するパソコンにZoomアプリをインストールしておいてください。
- すでにZoomアプリをインストールしている方は、最新のバージョンに更新しておいてください。
- また、Zoomアカウントを登録しておくと、名前変更をスムーズに行うことができますので、Zoomアカウントの登録をお勧めします。詳しくは、受講の手引きをご覧ください。
- Zoom利用環境を整えて、Zoomの使用方法や操作を習得した上で研修会にご参加ください。
2.全国研修会における倫理的配慮
- 研修会を受講できるのは、受講申込をした本人に限られます。本人の代わりに他人が受講してはいけません。
- 講義や資料のリンク先のURLを他人に教えたり、SNSやブログなどで公開してはいけません。
- 講義を撮影、録画、録音、公開をしてはいけません。
- 講義内容や配付資料をSNSやブログなどに公開してはいけません。
- 配付資料の電子ファイルを他人に送信したり、コピーを他人に配付してはいけません。
3.全国研修会における参加申込受付とキャンセル
- 先着順に参加を受付け、定員になり次第締切ることを基本とします。
- 参加申込者は、参加申込後、支払い期限までにすみやかに参加費を支払ってください。
- 参加申込締切日の時点あるいは定員に達した時点で、参加申込と参加費支払いの両方を済ませている方が当該研修会に参加できます。参加申込締切日までに支払いを済ませてください。
- 参加申込締切日後のキャンセルの場合、払い込まれた参加費は返金いたしませんので、あらかじめご了承ください。
- ただし、参加申込締切日以前にやむを得ない理由でキャンセルされる場合、返金手数料(送金手数料、国際文献社等事務手数料)として1500円を差し引いて返金いたします。必ず参加申込締切日までに研修会ヘルプデスクにキャンセルの理由を書いてメールでご連絡ください。コンビニ払いの方には銀行の振込口座を教えていただく必要があります。
お問合せ
jacdp-workshop[at]conf.bunken.co.jp([at]を @ に変えて下さい)