2025年度事例検討会
2025-045
主催
日本臨床発達心理士会 大阪・和歌山支部
日程とプログラム
2026年1月31日 13:30~
13:00 受付開始
13:30~14:00 事例発表1(岸本和子氏)
14:00~14:30 事例発表1についてSV(米澤好史氏)と参加者による質疑・討論
14:30~15:00 事例発表2(河崎照氏)
15:00~15:30 事例発表2についてSV(米澤史博氏)と参加者による質疑・討論
講師
米澤 好史(和歌山大学)
和歌山大学教育学部教授で臨床発達心理士スーパーバイザー・学校心理士スーパーバイザー・上級教育カウンセラー等としての活動のほか、主著(「愛情の器」モデルに基づく愛着修復プログラム)以降、全国の学校・園からの相談に当たっておられる。
岸本 和子 (医療法人西浦会 京阪病院)
心理士として児童・生徒と保護者の相談業務とアセスメントの経験、乳幼児健診における相談およびアセスメントの経験があり、現在は精神科病院の心理士として主に成人の心理面接およびアセスメントに従事している。これまで、心理検査所見の書き方やフィードバックの方法についての講習会の講師の経験がある。
河崎 照(NPO法人関西こども文化協会)
現在、柏原市教育委員会と八尾市教育委員会でスクールソーシャルワーカーとして、またNPO法人関西こども文化協会で、189電話相談員として活動している。また、八尾市教育委員会では、教員向けに、スクールソーシャルワーカーの仕事と、学校スクリーニングについて説明する講演を行った。
開催方法
対面現地開催
会場
大阪教育大学天王寺キャンパス(予定) /未定
JR大阪環状線天王寺駅下車徒歩15分
【マップ】
ポイント数
0.5ポイント(申請中)
研修要旨
支部会員から実践発表者を募り、2人の支部会員から事例発表の応募を得た。SVは支部会員から米澤好史氏に依頼した。発表者1の岸本和子氏からは、職場から精神科受診を勧められて来院した50代の男性の事例を報告を受ける。物忘れが激しく上司から叱られることが多いとのことで各種心理検査を施行し発達に偏りがあるとみなしてる。SVからは記憶の問題の背景や、感情面、意志面などについて検査結果をつきあわせて多角的に検討しておくようにとの助言を得ている。発表者2の河崎照氏からは、発達障がいと愛着障がいの重複が見られる小2男子の事例の報告を受ける。母親からはネグレクト、父親からは体罰の来歴があり、学校では癇癪、泣き、立ち歩き、飛び出し、暴言がある一方、女子への距離感が近い事例である。SVからは家庭支援だけでなく学校へのアドバイスと連携についての助言を受けている。この研修会は非典型的発達の事例を学ぶことができ、発表者が行った発達支援計画、効果とその評価について、SVとともに論議する機会になる。また、発表事例について、事例の支援に必要な知識や技能について論議し学び合う機会となる。
参加費
- 正会員:1000円
参加条件
- 参加費項目をご確認ください
申込定員
50人
会員種別による先行受付
当該支部による先行受付なし
申込期間
- 申込受付期間:2025年12月12日(金)~2026年1月17日(土)
- 申込み方法:本ページ内にある参加申込」のボタンより申込を行ってください。
申込受付
事前参加申込
申込方法
申込受付期間に、ページ内「参加申込」ボタンより申込を行ってください。
お問合せ
hanwa[at]jacdp-kansai.org([at]を @ に変えて下さい)