愛着障害と発達障害の理解を踏まえた愛着の問題への支援の実際 ~愛着の問題、発達障害との違い、関係をどう捉え、支援するのか?~
2025-052
主催
日本臨床発達心理士会 大阪・和歌山支部
日程とプログラム
2026年2月11日 13:30~16:40
- 13:00
- 受付開始
- 13:30~15:00
- 講義(愛着と愛着障害) 講師:米澤 好史
- 15:00~15:10
- 休憩
- 15:10~16:40
- 講義とワーク(愛着障害支援)・質疑応答 講師:米澤 好史
講師
米澤好史(和歌山大学教育学部 教授)
愛着障害児発達支援を専門とする 数少ない臨床発達心理学者です。“「愛情の器」モデルに基づく愛着修復プログラム -発達障害・愛着障害:現場で正しくこどもを理解し,こどもに合った支援をする -”という福村出版のご著書で有名で、全国の学校・園からの講演やコンサルテー ションの依頼が殺到して、お忙しい中、次々と著書・論文を発信されています。
開催方法
Zoomによるライブ配信
ポイント数
1ポイント(申請中)
研修要旨
愛着障害については専門家も含めて様々な誤解があり、正しい支援を阻んできた現状がある。アタッチメント理論だけではなぜ愛着障害の支援で成果につながらないのか、この研修会では、本来の愛着形成という典型的発達と愛着障害という非典型的発達に関してまず理解を得る。愛着形成の3つの基地機能とそれに関係する愛着の問題を広く捉えてから、愛着の問題の現れ方について、愛着障害の3大特徴として解説する。また、愛着障害と発達障害はどのような関係にあるのか、愛着障害のタイプとして解説する。そして、愛着の問題を抱えるこどもに適切ではない「してはいけない対応」、愛着障害と発達障害の違いを見極めるポイントも紹介する。人が実際に発達する場に関する社会的、実践的な知識として支援法について論じ、来談者中心療法や応用行動分析、認知行動療法ではうまくいかないこと、発達障害の支援とは何処が違うのか、何を意識すべきなのかを「愛情の器」モデルをもとに解説する。その後、具体的事例を紹介しながら、発達障害と愛着障害を合わせ持つ場合の支援のあり方を紹介する。よくある相談を踏まえて構成した事例も紹介し、参加の先生方にワークもしていただきながら、施設や学校園等でのチームとしての支援、愛着の問題からくる様々な現象、行動への支援のあり方、保護者支援にも触れたい。以上、主に学校・園における日常生活において困難さを抱える人々を支援する上で必要な知識・技能に関する内容を本研修会では扱う。
参加費
- 正会員:500円
- 準会員:500円
- 非会員(臨床発達心理士) :5500円
参加条件
- 参加費項目をご確認ください
申込定員
200人
会員種別による先行受付
当該支部による先行受付なし
申込期間
- 申込受付期間:2026年1月5日(月)~1月31日(土)
申込受付
事前参加申込
申込方法
本ページ内にある「参加申込」のボタンより申込を行ってください。
オンラインのURLは、申込時に記載のメールアドレス宛に2月4日以降に配信します。
諸注意
<本研修会参加に係る注意事項>- ◆Web研修会を受講できるのは、受講申込をした本人に限られる
- ◆講義や資料のリンク先のURLを他人に教えたり、SNSやブログなどで公開してはいけない
- ◆講義を撮影、録画、録音、公開をしてはいけない
- ◆資料等を他者に再配布をしてはいけません
お問合せ
hanwa[at]jacdp-kansai.org([at]を @ に変えて下さい)
