一般社団法人日本LD学会第8回研究集会(沖縄)の開催にあたって
日本LD学会第8回研究集会を、2025(令和7)年2月9日(日)に、沖縄にて開催させていただくことになりました。
今回は「那覇文化芸術劇場なはーと」にて対面参加形式で行います。会場までお越しいただき、プログラムから新たな学びを得つつ、参加者同士の旧交を温め、あるいは交流も図っていただけましたら幸いです。また様々なご事情で、当日、会場にお越しになれない方には、プログラムをオンデマンドにてご視聴いただけるよう、対面を主としつつハイブリッド形式での実施も行います。
今回の研修集会では大会テーマを「インクルーシブ教育システム構築のために、今、通常の学級でできること」と題して、これまでの特別支援教育を再考し、国が示した「個別最適な学び」を支えるため、これからのインクルーシブ教育システムの構築に向けた示唆を得ることを目的としました。そして、基調講演には、授業UDを足がかりにこれまでの特別支援教育を振り返り、これからのインクルーシブ教育の構築に向けた研究を重ねてこられた菊池哲平氏(熊本大学)を招聘する運びとなりました。
「令和の日本型学校教育とインクルーシブ教育」のテーマの基、子ども達の<個別最適な学び>を支えるために、今できることについてお話ししていただく予定です。また、シンポジウムを第1部と第2部に分け、先進事例を基に、今の取組み状況と課題を明確化していくことを企画しています。
対面式のポスター発表も久しぶりに開催予定です。研究集会をより学際的に展開し、日頃のご研究の発表の場とし、活発な議論を深めていただけたらと思います。
第8回研究集会が、皆様にとって有意義で学びの多い場となりますよう、実行委員一同、開催に向けて準備してまいります。皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。
「グスーヨー。ウチナーンカイ、メンソーリヨー。マッチョイビンドー(みなさん。ぜひ沖縄におこしくださいね。まっていますよ)」
一般社団法人日本LD学会第8回研究集会(沖縄)
実行委員長 比嘉展寿(琉球大学)