健康影響分科会
【テーマ】
大気粒子状物質の健康影響を反映する指標の探索と発生源の推定
【趣旨】
大気粒子状物質(PM)は大気環境基準により、質量濃度の低減が図られてきた。一方で、その発生源と成分による健康影響には不確実性も多い。また、近年、生体への影響メカニズムを考慮した指標の開発も進められている。合理的・効果的なPMの環境施策を講じるためにも、PMの健康影響を反映する指標の探索、発生源の推定は重要な課題である。
本企画では、大気化学と疫学の専門家に、PMの健康影響を反映する優れた指標として期待される酸化ストレスに関する研究、PMの発生源寄与濃度推計による疫学研究について、ご講演いただく。
【プログラム】
- ①Environmentally Persistent Free Radicals, Reactive Oxygen Species Generation, and Oxidative Potential of Highway PM2.5
白岩 学(カリフォルニア大学アーバイン校) - ②大気環境由来の酸化ストレスの3次元モデル予測に向けて
梶野 瑞王(気象研究所) - ③Identifying PM2.5 Emission Sources and Their Effects on Human Health
蛭子 慶太(カリフォルニア州環境保護庁環境保健有害物評価局) - 総合討論
【世話人】
一般財団法人日本自動車研究所 環境研究部 伊藤 剛 itsuyo[at]jari.or.jp
京都大学大学院 工学研究科 上田佳代
【日時】
2021年9月17日(金)13:00~15:00
【開催方法および参加申込】
Zoomウェビナーによるオンライン開催といたします.
下記URLから必要事項を記入し,Zoomウェビナーへの事前登録をお願いいたします.
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_dQjZh0rrSiOnYXSI6NLHOw
ご登録後,ウェビナー参加に関する確認メールが届きます.
なお,学会員/非学会員,年会参加登録の有無に係わらず本分科会に参加可能ですが,是非この機会に学会員になって頂き,年会参加登録頂けると大変ありがたく存じます.
https://www.jsae-net.org/nyukai.php