環境大気モニタリング分科会
【テーマ】
大気汚染物質の新規連続自動モニタリングの重要性
【趣旨・内容】
現在わが国では大気汚染防止法に基づき、現在1800カ所以上の地点で大気の常時監視モニタリングが行われています。この常時監視モニタリングにより、わが国の大気質の経年変化や評価を行っています。一方でこの常時監視モニタリングとは別に、独自の連続自動モニタリングを行うことで、常時監視では得ることが難しい特異な大気汚染物質濃度(変動)事例がいくつか発見または報告されています。これらの発見や報告例は、常時監視モニタリングの更なる有効活用の可能性を示すとともに、モニタリング項目の追加や体制の見直しなどを検討するうえで重要です。本講演では大気汚染物質の新規連続自動モニタリングに関する報告やそれに基づくモデリング結果について、4名の研究者に講演していただきます。
【開催日時】
2021年9月15日 16:00 ~ 18:00*1
Zoomによるオンライン講演会*2
- *1:大気環境学会年会第1日の午後のプログラムが終了した後に開催します。プログラムが確定しましたら、再度開始時刻を告知いたします。
- *2:Zoomへのアクセス方法は参加申し込みにて告知いたします。
【プログラム】
- 長田和雄(名古屋大学大学院環境学研究科)
『大気アンモニア濃度の高時間分解能連続モニタリング』 - 山村由貴(福岡県保健環境研究所)
『大気モデルによる火山由来PM2.5の生成・移流過程の解析』 - 松本絵里佳(堀場製作所)
『火山噴火粒子のPX-375による元素観測データについて』 - 紀本岳志(紀本電子工業)
『自然災害と大気環境連続モニタリング』
【参加申し込み】
- 費 用:
- 参加費無料。ただし事前の参加登録が必要です。
- 参加申込:
- 件名を「モニタリング分科会参加申込」とし、①氏名,②所属,③住所,④電話番号と⑤大気環境学会(会員/非会員)を記入したE-Mailを事務局までお送りください。
東亜DKK 賢持 省吾(事務局)
(jsae-monitoring[at]toadkk.co.jp [at]を @ に変えて下さい)
【世話人】
代表者
- 中嶋 吉弘
- (東京農工大学)
幹事
- 小松 宏昭
- (神奈川県環境科学センター)
- 賢持 省吾
- (東亜 DKK)
- 齊藤 勝美
- (イサラ研究所)
- 齊藤 伸治
- (東京都環境科学研究所)
- 戸矢崎 保雄
- (紀本電子工業)
- 内藤 季和
- (元 千葉県環境研究センター)
- 長谷川 就一
- (埼玉県環境科学国際センター)
- 平野 耕一郎
- ((公社)日本環境技術協会)
- 福﨑 有希子
- (横浜市環境創造局環境科学研究所)
- 星 純也
- (東京都環境科学研究所)
- 三笠 元
- ((公社)日本環境技術協会)
- 水野 裕介
- (堀場製作所)
- 森 育子
- (大阪府立環境農林水産総合研究所)
- 米持 真一
- (埼玉県環境科学国際センター)