第46回日本医用マススペクトル学会年会のお知らせ
第46回日本医用マススペクトル学会年会長
眞野 成康
2021年9月17日(金)~18日(土)の2日間、感染対策に万全を期し、東北大学川内北キャンパスを会場に第46回日本医用マススペクトル学会年会をハイブリッド形式で開催することになりました。本年会の開催にあたり多大なご支援を賜りました企業の皆様をはじめ、シンポジウムの企画・立案にご協力を賜りましたオーガナイザー・座長並びにシンポジストの先生方、多くの一般演題をご登録いただきました各演者の先生方に心から感謝申し上げます。
高度化・複雑化する最新の医療を必要な患者に的確に提供するためにプレシジョン・メディシンが推進されており、医療の個別最適化と精密化の基盤が急ピッチで整備されつつあります。質量分析の分野においても、バイオインフォマティクスを駆使することにより、新たな化学診断技術や精密解析技術、病因・病態解析技術の向上など、医学研究の発展に大きく貢献しており、医用質量分析のさらなる発展に大きな期待が寄せられています。そうした時代の要請に応えるべく、本年会においても、基礎から臨床に至るまで様々な角度から最新の医用質量分析研究について議論したいと考えております。
特別講演は、東北大学大学院医学系研究科の五十嵐和彦教授に「マススペクトル技術を活用した遺伝子制御ネットワーク研究」というタイトルで、また教育講演として慶應義塾大学薬学部の有田誠教授に「最先端リピドミクスで解き明かす生命の脂質多様性と疾患制御」というタイトルでご講演を賜ることになっています。どちらもまさに質量分析の医用応用の最先端研究であり、ご参加の皆様の今後の研究の発展に大きく影響する内容になるものと確信しています。その他に共催シンポジウムを含めて6つのシンポジウムと58の一般演題をご登録いただきました。ご参加の皆様の活発なご討論をぜひよろしくお願いします。
また、第9回医用質量分析認定士の講習会を学会2日目の9月18日(土)にオンラインで開催します。併せてご受講くださいますようお願い申し上げます。既に認定資格をお持ちの先生方におかれましては、周囲へのお声掛けもよろしくお願いします。
9月の仙台は1年の中でも最も清々しい気候です。新型コロナウイルス感染症の流行拡大の状況にもよりますが、皆様が安心してご来仙できる状況にあることを祈りつつ、実行委員一同鋭意準備を進めてまいりますので、多くの方々にご参加いただきますよう重ねてお願い申し上げます。皆様に仙台でお会いできることを心より楽しみにしております。
第46回年会開催概要
会期
2021年9月17日(金)・18日(土)
2021年9月18日(土):第9回医用質量分析認定士講習会
会場
ハイブリッド開催(一部現地+オンライン)
現地会場:東北大学 川内北キャンパス (〒980-0856 仙台市青葉区川内41)
年会長
眞野成康
東北大学病院 教授・薬剤部長
実行委員
三枝 大輔(東北大学)
佐藤恵美子(東北大学)
髙﨑 新也(東北大学)
前川 正充(東北大学)
菱沼 英史(東北大学)
年会事務局
第46回日本医用マススペクトル学会年会事務局
〒980-8574 仙台市青葉区星陵町1-1
東北大学病院 薬剤部内 担当 三枝大輔、前川正充
Phone:022-717-7528
FAX:022-717-7541
E-mail:jsbms46@grp.tohoku.ac.jp