第19回日本褥瘡学会東北地方会学術集会

  • 会期2023年9月9日(土)・10日(日)
  • 会場長崎大学医学部キャンパス(長崎市坂本)

ご挨拶

会長挨拶

 2023年9月9日(土)~10日(日)に日本放射線看護学会第12回学術集会を長崎大学医学部キャンパス(長崎市坂本)において開催することとなりました。

 本学術集会のテーマは「放射線看護の継承と創造~放射線看護専門看護師と描く未来~」としました。ご存知の通り長崎大学は原子爆弾の被害を受けた唯一の国立大学です。本学では原爆後障害研究所を有し、原爆による健康影響やチョルノービル原子力発電所や福島第一原子力発電所の事故後の被ばく影響に関連した研究や支援を行っております。また、これまで本学と弘前大学、鹿児島大学では放射線看護の専門看護師誕生を目指し、様々な努力を積み重ねてきました。その努力が実を結び、今まさに放射線看護専門看護師が誕生しようとしています。放射線看護専門看護師は、放射線診療の場や地域での放射線利用の場での活躍が期待されていますが、まだまだ発展途上の分野です。これまでの経験とこれから歴史を積み重ね、放射線看護専門看護師とともに看護職の皆様が一緒に創造できる未来を考えることができるような学術集会にしたいとの思いから、このテーマを設定いたしました。

 そして、昨年の2月からはロシアのウクライナ侵攻が始まり、核戦争の脅威もあります。原子力発電所の制圧や一般市民への攻撃などあってはならない、全世界が恐れる由々しき事態です。この度、学術集会のポスターには、青空に平和の象徴である白いハトが飛び立つイメージを載せております。この学術集会を通じて、ここ長崎の地から、今一度平和について考える機会になればと願っております。

 さて、本学会の学術集会は、過去3年間はCOVID-19の影響で、オンライン開催でしたが、今回は従来の学術集会の目的である人と人との交流を果たすべく、会員のみなさまが久しぶりに対面で交流できるように、特別講演、教育講演、シンポジウム、ワークショップ、会長講演、演題発表、交流集会等を企画し、多くの方々の笑顔があふれる学術集会となるように準備しております。長崎は新三大夜景や世界遺産、情緒あふれる街並み、おいしい食事など観光としての魅力も盛り沢山です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

日本放射線看護学会第12回学術集会 大会長
吉田浩二(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科)

  • 日本放射線看護学会第12回学術集会 大会長 吉田浩二先生
  • Planetary Health
  • 一般社団法人日本放射線看護学会第12回学術集会
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