第42回 日本光医学・光生物学会

プログラム

1日目:1月22日(金)

9:00-10:00
理事会
10:00-10:10
開会の辞 (鈴木 正)
10:10-11:00
一般演題① 「光化学Ⅰ」 (座長 田邉 一仁、堀内 宏明)
  1. 光線力学療法に用いる近赤外トリプルpH応答性光増感剤
    ○ 堀内 宏明, 田島 和哉, 蟹和 勇人, 奥津 哲夫 (群馬大院理工)
  2. OFF-ON-OFF型制御により特定のpH領域選択的に機能するCaged化合物の開発
    ○ 平野 智也1, 加藤 大輝2, 影近 弘之21大阪薬大, 2医科歯科大・生材研)
  3. フェノチアジン色素による電子移動とラジカル連鎖反応を介するNADHの光酸化
    ○ 平川 和貴1, 2, 森 瑞帆11静岡大院・総合, 2静岡大・創造院)
  4. DNA–膜表層抗原認識分子複合体による標的細胞の分離、及び膜表層解析手法の開発
    ○ 西原 達哉, 本橋 優人, 盛谷 周平, 田邉 一仁 (青山学院大学 理工学部)
  5. 金属イオン曝露によるDNAメチル化レベル変化の蛍光解析
    ○ 森廣 邦彦1, 劉 杉1, 竹内 芙美香1, 岡本 晃充1, 21東大院・工, 2東大・先端研)
11:00-11:10
休憩・リハーサル
11:10-12:00
特別講演Ⅰ (座長 鈴木 正)

月光が操るサンゴ礁生物のリズム
○ 竹村 明洋 (琉球大・理)
ラマンスペクトルを活用した核酸構造解析
○ 田邉 一仁 (青学大・理工)

12:00-13:00
お昼休憩
13:00-14:00
共催セミナーⅠ by 株式会社ジェイメック (座長 船坂 陽子)

「難治性皮膚疾患における紫外線療法の役割~エキシマレーザー・ライト~」

エキシマレーザーXTRACR Velocity7による難治性皮膚疾患に対する治療
○ 牧野 輝彦 (富山大)
エキシマライトを用いた光線療法の実際
○ 藤田 英樹 (日本大・医)

14:00-14:10
休憩・リハーサル
14:10-14:50
学会賞受賞講演 (座長 杉山 弘)

サイトカインと光医学研究―私の歩んできた道―
○ 清水 忠道 (富山大学学術研究部医学系 皮膚科学)
DNA損傷特異抗体で道を拓く
○ 森 俊雄 (奈良医大・組換えDNA)

14:50-15:00
休憩・リハーサル
15:00-15:45
奨励賞受賞講演 (座長 平川 和貴)

近赤外光線免疫療法の細胞死メカニズムの解明
〇 佐藤 和秀(名古屋大学 大学院医学系研究科)
1分子イメージングによる超高感度タンパク質分析
○ 金 水縁 (理研・BDR)
5-ブロモウラシルと光反応を利用した新規ヌクレオソーム形成部位の特定手法
○ 橋谷 文貴1, 杉山 弘2, 3, 阿部 洋11名大・院理, 2京大・院理, 3京大・iCeMS)

15:45-15:55
休憩・リハーサル
15:55-17:05
一般演題② 「光生物」 (座長 谷戸 正樹、小林 正美)
  1. 光源の違いによるChl f 産出藻類の色素組成変化
    ○ 谷本 千周1, 長島 章浩2, 勝野 智也1, 小林 孝太郎3, 鈴木 石根3, 宮下 英明2, 小林 正美11筑波大・物質工学域, 2京都大学大学院・人間・環境, 3筑波大・生命環境)
  2. 深赤色光に順応したシアノバクテリアの光化学系の色素組成分析
    ○ 勝野 智也1, 長島 章浩2, 小杉 真貴子3, 谷本 千周1, 真弓 智仁1, 小林 孝太郎4, 鈴木 石根4, 小池 裕幸3, 宮下 英明2, 小林 正美11筑波大・物質工学域, 2京都大学大学院・人間・環境, 3中央大・理工・ 生命科学, 4筑波大・生命環境)
  3. 表皮角化細胞における308 nmエキシマライトのメラノサイト関連サイトカイン発現促進作用
    ○ 黒田 康嵩1, 2, 楊 伶俐1, 郭 皎1, 佐用 哲也1, 2, 高橋 慶人1, 2, 鶴田 大輔1, 片山 一朗11大阪市大・医, 2花王(株))
  4. 光線曝露による線維芽細胞のトリプシン-2発現亢進
    ○ 山本 博之, 鹿村 知令, 板橋 美奈, 山田 俊幸 (日本薬科大学)
  5. UVCおよびUVB照射によるラット角膜障害の波長依存性
    ○ 海津 幸子1, 杉原 一暢1, 佐々木 正裕2, 西明 愛子2, 大橋 広行2, 五十嵐 龍志2, 谷戸 正樹11島根大学医学部眼科学講座, 2ウシオ電機)
  6. 紫外線照射によるラット角膜内CPDの経時的変化
    ○ 杉原 一暢1, 海津 幸子1, 佐々木 正裕2, 西明 愛子2, 大橋 広行2, 五十嵐 龍志2, 谷戸 正樹11島根大医学部眼科, 2ウシオ電機)
  7. 長期UVA眼照射によるマウスの網膜変性の誘導
    ○ 山手 百合香, 平本 恵一, 佐藤 英介 (鈴鹿医療科学大・薬)
17:05-17:15
休憩・リハーサル
17:15-18:05
一般演題③ 「光損傷」 (座長 松本 仁、喜納 克仁)
  1. UVA活性化によるN-ニトロソピロリジンの光遺伝毒性
    ○ 有元 佐賀惠1, 2, 妹尾 詠美2, 花木 佑輔11岡山大・大学院医歯薬学, 2岡山大・薬)
  2. 新規グアニン酸化損傷の塩基除去修復酵素に対する反応性
    ○ 川田 大周, 荒木 麻由, 土浦 菜々, 西山 陽菜, 森 凌, 山田 彩加, 小林 隆信, 宮澤 宏, 喜納 克仁(徳島文理大学 香川薬学部)
  3. UVA誘発細胞障害:活性酸素種と主要栄養成分の役割
    ○ 吉本 聖1, 小原 奈々2, 佐藤 那津2, 横田 真理子1, 安藤 秀哉2, 市橋 正光3, 4, 51ニッコールグループ株式会社コスモステクニカルセンター, 2岡山理大・工, 3アーツ銀座クリニック, 4同志社大・生, 5神戸学院大・薬)
  4. 再構成ヌクレオソームにおけるDNA中のグアニンの酸化損傷
    ○ 廉 知恵1, 朴 昭映1, 杉山 弘1, 21京都大学・大学院理学研究科, 2京都大学・iCeMS)
  5. たばこ副流煙によるヒストン変化と紫外線DNA損傷修復応答
    ○ 奥谷 卓音, 楊 光, 小牧 裕佳子, 伊吹 裕子 (静岡県立大学 食品栄養環境科学研究院)
18:05-18:15
休憩
18:15-18:35
総会

2日目:1月23日(土)

9:00-9:50
一般演題④ 「光化学Ⅱ」 (座長 吉原 利忠、稲田 妙子)
  1. ジカルボキシジチエニルエテンとヒト血清アルブミンの相互作用
    ○ 稲田 妙子1, 切畑 貴太1, 藤井 正明21北里大・理, 2東工大・化学生命科学研)
  2. 軸配位子にグルコシル基を連結したリンポルフィリン錯体のPDT活性
    ○ 松本 仁1, 田尻 大海1, 牧平 広大1, Nguyen Nhat Huynh Mai2, 山口 優也2, 菱川 善隆2, 今村 直哉2, 甲斐 健吾2, 七島 篤志21宮崎大・工, 2宮崎大・医)
  3. プリン類による生体内光増感分子リボフラビンからの一重項酸素生成抑制
    松原 航那2, 八木 幹雄1, ○ 菊地 あづさ11横浜国立大学 工学研究院, 2横浜国立大学 理工学府)
  4. 近赤外発光を示すルシフェリンアナログの合成
    ○ 神谷 弦汰1, 北田 昇雄1, 齋藤 亮平2, 岩野 智3, 宮脇 敦史1, 平野 誉1, 牧 晶次郎11電通大 基盤理工, 2東薬, 3理化学研究所)
  5. クマリン類を配位子に有するイリジウム錯体を用いた生体内酸素レベル計測
    ○ 吉原 利忠, 広瀬 達也, 塩崎 秀一, 飛田 成史 (群馬大・院理工)
9:50-10:00
休憩・リハーサル
10:00-12:00
シンポジウム「皮膚への光の作用を理解する」 (座長 船坂 陽子)

難治性皮膚疾患に対するUVA1療法の可能性
○ 森田 明理 (名古屋市立大学 大学院医学研究科)
UVC, UVBについて;特に短波長UVC領域での生体への影響
○ 国定 充 (神戸大 医)
赤外線、可視光線が我々に与える影響。またIRAが皮膚に与える影響とは。
○ 岡崎 静 (日本医科大学千葉北総病院 皮膚科)
308 nmエキシマレーザーによる尋常性白斑治療
○ 尾崎 紗恵子 (日本医科大学 皮膚科)

12:00-13:00
お昼休憩
13:00-14:00
共催セミナーⅡ by日本ロレアル株式会社 (座長 川田 暁)

「紫外線とエイジング」

「スキンエイジングアトラス 日本人におけるフォトエイジングの特徴 顔および手」の作成について
○ 山本 佐和子 (日本ロレアル(株)リサーチ&イノベーションセンター製品評価部)
光老化の治療と予防
○ 山本 晴代 (近畿大学病院皮膚科)

14:00-14:10
休憩・リハーサル
14:10-15:00
特別講演Ⅱ (座長 鈴木 正)

紫外線や赤外線を使った指紋の非破壊検出
○ 秋葉 教充 (科学警察研究所)
振動分光×インフォマティクスによる法科学的体液試料分析法の開拓
○ 髙村 彩里 (理化学研究所)
光音響イメージングの文書鑑定への応用
○ 鈴木 基嗣1, 21警視庁・科捜研, 2青山学院大・理工)

15:00-15:10
休憩・リハーサル
15:10-16:00
一般演題⑤ 「光と臨床」 (座長 西田 絵美、国定 充)
  1. 特定の紫外線B波照射による動脈硬化抑制効果の検討
    ○ 佐々木 直人1, 福永 淳2, 錦織 千佳子2, 力武 良行11神戸薬科大学 医療薬学研究室, 2神戸大学大学院医学研究科 内科系講座 皮膚科学分野)
  2. 日光蕁麻疹患者血清中の内因性光抗原の検出のための好塩基球活性化試験の確立
    ○ 織田 好子1, 水野 真由子1, 今村 真也1, 鷲尾 健2, 福永 淳1, 錦織 千佳子11神戸大学医学部皮膚科, 2西神戸医療センター皮膚科)
  3. 254 nm以下の短波長UVCにおいて生体に安全に照射可能な線量の検討
    ○ 山野 希1, 国定 充1, 西明 愛子2, 大橋 広行2, 五十嵐 龍志2, 錦織 千佳子11神戸大・医 皮膚科, 2ウシオ電機)
  4. 臨床的に骨髄性プロトポルフィリン症との鑑別を要した古典型種痘様水疱症
    ○ 清水 教子1, 三澤 恵2, 牧野 輝彦2, 谷内江 昭宏3, 千代 恵理子4, 清水 忠道21富山西総合病院, 2富山大・医 皮膚科, 3金沢大・医 小児科, 4えりこ皮ふ科クリニック)
  5. PUVAバス療法が奏功した局面型皮膚サルコイドーシス
    ○ 櫻井 麻衣, 甚目 航太, 真柄 徹也, 西田 絵美, 森田 明理 (名古屋市立大学 加齢・環境皮膚科学)
16:00-16:10
閉会の辞

森脇 真一 (次回 会頭)
船坂 陽子 (第42回 副会頭)