日本学校心理士会2024年度大会
  • 日程 2024年10月27日(日)~11月5日(火)
  • 会場 オンデマンド(一部オンライン)開催
日本学校心理士会2024年度大会
日本学校心理士会2024年度大会
大会テーマ 子どもたちが充実した日常をおくるために、学校心理士ができる支援を考える

日本学校心理士会2024年度大会

ご挨拶

正月の元旦に、能登半島地震という大きな災害が発生し、そして翌日にはその救援に駆けつけようとしていた海上保安庁の飛行機が羽田空港で衝突炎上するという痛ましい事故で令和6年を迎えました。これらの災害、事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された方、そのご家族、関係者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

さて、新型コロナウィルスへの事後対応のみならず、震災への対応、さらには不登校の増加やいじめ問題への対応など、学校には子どもたちが健康で充実した学校生活を送ることができるようにすることが求められています。したがって、学校心理士には、「チーム学校の一員」として、不安な社会情勢の中でも、将来に希望をもって逞しく成長できるよう子どもたちを支援することが期待されています。今年度の大会準備委員には福島学院大学の梅宮れいか先生が準備委員長として、鳴門教育大学の川上綾子先生が事務局長として担当していただくことになり、今年度の大会テーマを準備委員会として「子どもたちが充実した日常をおくるために、学校心理士ができる支援を考える」とし、各研修プログラムを計画・準備していただいています。

本年2024年度の大会については,2020年度にこの大会を開催できなかったことから、昨年、一昨年度と同様にオンデマンド(一部オンライン)方式で多くの皆様に更新ポイントを取得できるように開催いたします。なお、更新ポイントを8ポイントとする特例は今年度限りとなります。なお、対面での大会の開催を希望する方の声も多く寄せられていることから、次年度は、できましたらどこかの都道府県での開催も検討してまいりたいと考えており、各支部でのご検討もお願いしたします。

大会プログラムとして、基調講演には、昨年と同様に文部科学省とこども家庭庁、そして、機構理事長の石隈利紀先生にお願いし、研修講座を8つ、SV研修が3つ、准学校心理士研修が1つ、ポスター発表を予定しております。会員の皆さまにとって、多くの学びの機会が得られますように、会期中であれば、インターネット環境のある場所で、いつでも受講できるように準備しています。是非とも多くの方の参加を得て今大会を成功させたいと強く願っております。ご参加の申し込みをお待ちしております。

日本学校心理士会2024年度大会長
日本学校心理士会会長 山谷 敬三郎