社会言語科学会 第49回大会発表論文集(電子版)
The Japanese Association of Sociolinguistic Sciences

日程別一覧

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2月28日(金)(第1日目)

12:30
受付開始【第一校舎ロビー】

ワークショップ

ワークショップ セッション1〜5【第一校舎】
WSセッション1【121】 WSセッション2【122】 WSセッション3【124】 WSセッション4【132】 WSセッション5【133】
13:00〜15:30 言語景観とCMC(Computer-Mediated Communication)の接点
黒田 一平 (京都大学), 斎藤 敬太 (跡見学園女子大学), 塩川 康子 (東京大学), 西村 綾夏 (無所属)
談話研究における「コンテクスト」とは何か?―談話分析の実例から考える―
山口 征孝 (神戸市外国語大学), 植野 貴志子 (ノートルダム清心女子大学), 片岡 邦好 (愛知大学), 武黒 麻紀子 (早稲田大学), 井出 里咲子 (筑波大学), 野澤 俊介 (北海道大学)
話し合いのデザイン―実証研究からの提案―
村田 和代 (龍谷大学), 森本 郁代 (関西学院大学), 水上 悦雄 (情報通信研究機構), 平田 未季 (北海道大学), 中村 香苗 (淡江大学), 寅丸 真澄 (早稲田大学)
高齢者とその関係者を対象とした地域コミュニケーション学の構築に向けて
高梨 克也 (滋賀県立大学), 役重 眞喜子 (岩手県立大学), 丸山 真央 (滋賀県立大学), 相川 陽一 (長野大学), 酒井 晴香 (東京国際大学), 森栗 茂一 (神戸学院大学)
日本語の会話教育のための研究・実践・教員養成
中井 陽子 (東京外国語大学), 鎌田 修 (周南公立大学), 尹 智鉉 (中央大学), 大場 美和子 (昭和女子大学)
15:30〜15:40
休憩(10分)

研究発表(口頭発表)セッション1〜5【第一校舎】

  セッション1【121】 セッション2【122】 セッション3【124】 セッション4【132】 セッション5【133】
司会 白田 理人
(広島大学)
酒井 雅史
(桃山学院教育大学)
上林 葵
(志學館大学)
野口 芙美
(群馬県立女子大学)
中村 文紀
(中央大学)
15:40〜16:10 留学経験者像とアイデンティティ交渉
―日本人留学経験者のインタビューおよび会話データの談話分析―

稲葉 皐 (大阪大学)
日本語チェック場面の会話分析
―チューターによる指示や提案の方法を中心に―

嶋原 耕一 (東京外国語大学)
チャット会話における文末の三点リーダーが送り手への評価に与える影響
―送り手が助言や指示を求められる場面での検討―

酒井 拓人 (愛知学院大学)
活動の展開を示す資源としての韻律
―遊園地における接客の展開に着目して―

新保 冴弥 (無所属), 坂井田 瑠衣 (公立はこだて未来大学)
LENAシステムを用いた日本語家庭における親子間会話の探索的分析
尾崎 萌子 (慶應義塾大学)
16:15〜16:45 日本人大学生英語学習者のアルバイトにおける英語使用とアイデンティティ構築
―ナラティブ分析の視点から―

山本 由実 (同志社女子大学)
日本語学習者は非デスマス形の待遇レベルをどう認識しているか
岡崎 渉 (鳴門教育大学), 濵田 典子 (秋田大学), 西條 結人 (広島大学)
SNSで進化する意味のメカニズム
―コスメとカードの比較から―

西山 遥 (慶應義塾大学)
国際寮の教育プログラムにおける司会者と傍参与者による拍手喝采の考察
―円滑な進行・会話参与者間の連帯感を高めるための拍手の使用―

笠高 駿 (神奈川大学)
養育者から子どもに対する援助の相互行為分析
乾 友紀 (大阪大学)
司会 李 址遠
(お茶の水女子大学)
嶋原 耕一
(東京外国語大学)
野間 純平
(島根大学)
釜田 友里江
(神田外語大学)
中村 文紀
(中央大学)
16:50〜17:20 アジア系米国居住者の語りにみる自己/他者の「声」と経験の融合
―アフターコロナの視点から評価されるコロナ禍の経験―

木場 安莉沙 (名古屋文理大学)
中国語母語の日本語学習者の発話における文節末の「て形」のイントネーションと聞き手の反応
須藤 潤 (同志社大学)
オンラインファンコミュニティに見られる分断
―ファン同士の会話におけるポジショニングに着目して―

岸田 月穂 (大阪大学)
提案場面における提案前のコンテクストと話し手の表現選択
―年齢差のあるアメリカ人初対面課題達成談話に着目して―

新家 理沙 (筑波大学)
言語は等しく多義的か
―サブワードと分散意味論に基づく形式–意味対応の分析―

中山 拓人(慶應義塾大学, 日本学術振興会)
17:25〜17:55 幼少期に中国と日本を往還した若者のキャリア形成とその解釈
―移動経験との関連性と経験活用の視点から―

滕 越 (早稲田大学)
教室談話における日本語母語話者教師とキルギス人非母語話者教師の「笑い」とポライトネス
西條 結人 (広島大学)
パブリック・ディスコースの変遷
―企業概要の定量的分析―

北澤 茉奈 (慶應義塾大学)
想像の相互行為的達成
―図面やグラフの利用によるマルチモーダル分析―

梅村 弥生 (千葉大学)
 

3月1日(土)(第2日目)

8:30
受付開始【西校舎ロビー】

研究発表(口頭発表)セッション6〜10【西校舎】

  セッション6【517】 セッション7【526】 セッション8【528】 セッション9【513】 セッション10【516】
司会 李 址遠
(お茶の水女子大学)
椎名 渉子
(名古屋市立大学)
野間 純平
(島根大学)
斎藤 敬太
(跡見学園女子大学)
白田 理人
(広島大学)
9:00~9:30 日本におけるウクライナ避難民の言語使用の実態―WEBアンケート調査を通じて―
ジャブコ・ユリヤ (茨城キリスト教大学)
技能実習生が働く職場における就労場面のやり取りの実践に関する研究
―日本の外国人労働者受け入れ政策における日本語能力要件の検証を射程に―

道上 史絵 (立命館大学)
「善意」という語の類義語分析
―「好意」及び「良心」との比較を中心に―

星 宏和 (京進ランゲージアカデミー)
一人語りの巧みさを生み出す仮想的相互行為
―教育系YouTuberによるセリフ発話の観察から―

石田 七望 (立命館大学), 岡本 雅史 (立命館大学)
中国語の接触場面における非言語資源を用いた他者開始修復に関する会話分析研究
呉 青青 (長崎外国語大学), 陳 力 (神田外語大学)
9:35~10:05 日本におけるTranslanguaging研究の広がり
―学術雑誌5誌を資料とした通時的文献調査―

山本 綾 (東洋大学), 大場 美和子 (昭和女子大学), 竹田 らら (東洋大学), 松橋 由佳 (テンプル大学ジャパンキャンパス)
外国籍介護職員が読解に困難を感じうる介護記録の特徴
アドゥアヨムアヘゴ 希佳子 (宝塚大学), 吉田 輝美 (名古屋市立大学)
コーパスとXに見られる「-み」形の成立過程について
趙 凱丹 (九州大学)
家族になりすます特殊詐欺の談話展開
―依頼の方略を中心に―

市原 明日香 (東京大学)
疑問標識由来の認識変化詞の日中対照研究
―日本語の「そうか」と中国語の“真的吗/是吗”―

李 昱琨 (東京大学)
司会 五所 万実
(目白大学)
櫛引 祐希子
(大阪教育大学)
上林 葵
(志學館大学)
市原 明日香
(東京大学)
權 恩熙
(小樽商科大学)
10:10~10:40 言語政策研究史の概観
本林 響子 (東京大学)
カラーブラインド人種主義時代の社会言語学
―世界システム論からの提言―

源 邦彦 (神奈川大学)
広告に使用される「~ちゃう」の表現効果
馬 文先 (神戸女学院大学)
ロシア語の三者間会話における共同発話構築
―話しやすい場づくりのための「チーム結成」について―

ツォイ・エカテリーナ(大分大学)
付き添い者はどのように医師―患者間の会話に参加するか
―中国病院での認知機能検査の会話を対象に―

関 玲 (中山大学), 徐 翌茹 (中山大学)
10:45~11:15 招待発表1
言語的公正とは何か―福祉/厚生言語学(welfare linguistics)の原点を問う
木村 護郎 クリストフ(上智大学)
招待発表2
手話の早期習得支援―当事者が中心となる習得計画について
高嶋 由布子 (国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
招待発表3
福祉言語学の新たな実践ー限界集落における方言調査を事例に
谷口 ジョイ(静岡理工科大学)
   
11:15~12:45
JASSカフェ&昼休み(1時間30分)【524】
会長挨拶、発表賞受賞式【西校舎ホール】
12:45〜12:50 会長挨拶
野田 尚史(日本大学)
12:50〜13:10 発表賞授賞式・徳川賞授賞式
13:10〜13:20
休憩(10分)

研究発表(ポスターセッション)【527】

司会:塩川 奈々美(徳島大学)
第1セッション
13:20〜14:35 P-01
登録日本語教員制度への登録の判断に影響を与える要因についての一考察
佐藤 淳子 (北海道大学)
P-02
南米チリの日本語教育の始まり―チリ・サンティアゴ大学 日英翻訳課程の設立背景―
飯泉 李子 (Univerisidad de Santiago de Chile), Rubio Raquel(Univerisidad de Santiago de Chile)
P-03
近畿方言話者の「アホみたいに」と「バカみたいに」の使用に関する容認度の調査
藤原 崇 (摂南大学)
P-04
会話における発話順番を維持する韻律的実践の考察
周 匯声 (京都大学)
P-05
聞き手による評価を示す反応が語りの達成に果たす役割
犬飼 亜有美 (仙台高等専門学校)
P-06
話題別会話コーパスに対する文体分析―地域差・性差・話題差―
中俣 尚己 (大阪大学)
P-07
日本語とモンゴル語の初対面会話における自己開示の対照研究―相手からの質問による自己開示に焦点を当てて―
児玉 七海 (大阪大学)
P-08
「上映会」の時間構造を調整するスマホいじり―活動移行の相互行為分析―
千田 真緒 (千葉大学), 岡部 大介 (東京都市大学), 伝 康晴 (千葉大学)
P-09
神奈川県横須賀地域の言語環境に関する「民族言語活力」(EV)による比較分析
山出 裕子 (日本大学)
P-10
ライトノベルと一般小説の脱文脈化の観点からの分析
田中 弥生 (国立国語研究所), 加藤 祥 (目白大学), 柏野 和佳子 (国立国語研究所)
P-11
役割語タイプの経年的変化と違い―1990年代と2020年代のゲームの比較を通して―
麻 子軒 (関西大学)
P-12
ポスト・マルチリンガリズムの考えに基づいた言語教育はどのような力を育むか―日・英コミュニケーションワークショップの事後アンケート調査から―
伊吹 香織 (東京国際大学), 三沢 佳菜子 (東京国際大学), ジョーイ・コレア (東京国際大学)
P-13
中国語返答表現に見る初級学習者のコミュニケーションストラテジー―諾否疑問文アンケート結果からの一考察―
谷 智子 (関西外国語大学), 趙 嵐 (関西外国語大学), 籠谷 香理 (関西外国語大学)
P-14
談話標識「なんか」についての一考察
若松 史恵 (東京科学大学)
P-15
誘いに対する断り談話における代案について―日本語母語話者と中国人日本語学習者を中心に―
楊 雪 (広島大学)
P-16
デモンストレーション課題を用いた自閉スペクトラム症者のインタラクションのコンテクスト及び社会的立場の指標について
合﨑 京子 (麗澤大学, 浜松医科大学), 巽 智子 (University of Liverpool), 中村 元昭 (昭和大学), 沖村 宰 (昭和大学), 山末 英典 (浜松医科大学), 岩渕 俊樹 (浜松医科大学)
P-17
混合メタファーについて
丁 昊天 (名古屋大学)
     
第2セッション
14:40〜15:55 P-18
LINEトークデータにおける言い切り形の使用場面について
甲斐 さくら (福岡女子大学)
P-19
中国語会話における「倒」を含む同意or受け入れトークに関する研究
劉 礫岩 (京都文教大学)
P-20
拒否ことばの修辞判断における正確性に認知負荷が及ぼす効果
瀧澤 純 (宮城学院女子大学)
P-21
人の犬に対する指示の展開―注意状態の推定と指示表現の選択に注目して―
平田 未季 (北海道大学)
P-22
ネイティブスピーカーリズムがもたらした言語教育の課題―「言語権」の観点からの解決策の提示―
游 瀚誠 (慶應義塾大学), 鏡耀子(筑波大学)
P-23
ビジネス場面でのメールの受け止めと相手に合わせた調整―メールのやりとりを対象に―
池内 優香 (大阪大学)
P-24
コミュニケーション環境に応じた逸脱的構文の発達―会話における「な」始まり発話を例に―
堀内 ふみ野 (日本女子大学), 中山 俊秀 (東京外国語大学)
P-25
歌詞におけるたたみかけの音声的特徴―言語レベル・音楽レベルの反復の観点から―
村瀬 天音 (立命館大学), 岡本 雅史 (立命館大学), 西岡 亜紀 (立命館大学)
P-26
ろう者と聴者ペアの親をもつコーダの行動様式についての調査―アンケート調査の集計結果から―
中島 武史 (兵庫教育大学)
P-27
オンライン多人数会話のほめと応答の発話連鎖―参与者がほめを通して達成する行為―
福永 佳代子 (大阪大学)
P-28
マルチモーダル相互行為研究のための『日本語日常会話コーパス』へのアノテーションの検討
森 大河 (千葉大学), 伝 康晴 (千葉大学)
P-29
日本語母語話者の自慢表現の選好性に関する意識調査
中内 遥 (関西大学)
P-30
長引く意味交渉では何が行われているのか―日本人学生と留学生の接触場面に注目して―
久保 亜希 (防衛大学校), 酒井 晴香 (東京国際大学), 篠崎 佳恵 (TCJグローバル)
P-31
会話終結の始め方―次の活動の時間が決まっている場合―
中林 由希子 (京都大学)
P-32
行為の理解を可能にする共在経験の長期的相互行為分析
齋藤 巴菜 (公立はこだて未来大学), 坂井田 瑠衣 (公立はこだて未来大学)
P-33
プラグマティクスはどこへ消えた?―外国語教育の語用論的側面に関する論考と現実―
嶋津 百代 (関西大学), アンドリュー・バーク (関西大学)
P-34
先行文脈にトラブルが示されていない場合に産出される「申し出」について―中国語電話会話を対象に―
吉 陽 (筑波大学), 関 玲 (中山大学)
     
15:55〜16:10
休憩(15分)

特別講演【西校舎ホール】

特別講演
16:10〜17:40 特別講演1
変容するコミュニケーションを捉える-電子メディアを切り口に
三宅 和子 (東洋大学)

3月2日(日)(第3日目)

8:30
受付開始【西校舎ロビー】

研究発表(口頭発表)セッション11〜15【西校舎】

  セッション11【513】 セッション12【516】 セッション13【517】 セッション14【526】 セッション15【528】
司会 北澤茉奈
(杉野服飾大学)
木本幸憲
(大阪大学)
中村文紀
(中央大学)
釜田友里江
(神田外語大学)
市原明日香
(東京大学)
9:00〜9:30 こども国際PBLに見られる言語活動
―2024年予備調査報告―

堀尾 佳以 (宇都宮大学)
英米人日本移住者の英語/-t,d/脱落に関する長期的研究
平野 圭子 (北九州市立大学)
"Face"を後項とする句複合語とその類似形式の研究"
細谷 諒太 (慶應義塾大学)
接触場面の話し合いにおいて参与枠組みを変容させる発話連鎖
―提案に対する可決・否決のプロセスを事例として―

村上 萌子 (北海道大学)
あるカトリック信者の語りのプルリモーダル分析
―神の場所を表す表象的身振りに着目して―

狩野 裕子 (筑波大学, 東京国際大学)
9:35〜10:05   英語の「思考様式」の概念的理解
―教科書に着目した認知科学的検討―

原田 大希 (東京大学)
漫才における逸脱的な造語「文の包摂」の使用
―「EXILEオーディション二次審査で落ちる顔」―

泉 大輔 (立教大学)
日本語の会話において長いターンを構成する手続き
―「発話の冒頭付近における内容の予告」「前提を述べるための談話標識の表示」を中心に―

花村 博司 (鈴鹿大学)
継承記憶の語りにおけるスタンスと間主観性
﨑田 智子 (同志社大学)
10:05〜10:20
休憩(15分)

特別講演【西校舎ホール】

特別講演
10:20~11:50 特別講演2(オンライン)
ことばで測る快適で適切な空間― ポストコロナのプロクセミクス(近接空間学)―
井上 京子 (慶應義塾大学)
11:50~13:00
昼休み(1時間10分)

ワークショップ

ワークショップ セッション6〜9【西校舎】
WSセッション6【513】 WSセッション7【516】 WSセッション8【517】 WSセッション9【526】  
13:00〜15:30 フィールドで味わう理論の手ざわり―理論とフィールドの相互関係を再考する―
吉川 正人 (群馬大学), 名塩 征史 (広島大学), 木本 幸憲 (大阪大学), 五所 万実 (目白大学)
今,改めてブラウンとレヴィンソンのポライトネス理論を考える―普遍性と方法論,敬語使用,社会学の観点から―
宇佐美 まゆみ (東京外国語大学), 山岡 政紀 (創価大学), 小野 正樹 (筑波大学), 阪本 俊生 (南山大学)
実践の論理を描くとは―実践的活動における合理性の概念的探求としての相互行為分析が目指すもの―
黒嶋 智美 (玉川大学), 小宮 友根 (東北学院大学), 串田 秀也 (大阪教育大学), 高木 智世 (筑波大学), 早野 薫 (日本女子大学), 西阪 仰 (千葉大学)
多言語環境における「日本人」「外国人」の言語生活の実態―WEBによるダイアリー調査の結果から―
福永 由佳 (国立国語研究所), 鑓水 兼貴 (国立国語研究所), 高木 千恵 (大阪大学), 高橋 朋子 (近畿大学), 吉田 さち (跡見学園女子大学), Fan Sau Kuen (神田外語大学)
 

付録

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くろしお出版 ナカニシヤ出版 ひつじ書房 凡人社