第19回日本褥瘡学会東北地方会学術集会

  • 会期2023年6月24日(土)
  • 会長武藤 理恵(東北大学病院 薬剤部)
  • 会場東北大学医学部星陵オーディトリアム+オンライン(ハイブリッド開催)

会長挨拶

第19回日本褥瘡学会東北地方会学術集会開催にあたって

  • 第19回日本褥瘡学会東北地方会学術集会
    会長 武藤 理恵

 この度、第19回日本褥瘡学会東北地方会学術集会を、2023年6月24日(土)に、宮城県仙台市にて開催させていただくことになりました。会員の皆様ならびに世話人の先生方には、心より感謝と御礼を申し上げます。

 褥瘡の発生や悪化の背景には様々な因子が複合的に関与しているため、多職種がそれぞれの専門性を生かしたチームとして対策に取り組むことが重要になります。2014年より、入院基本料において褥瘡対策が必須要件とされていましたが、2022年の診療報酬改訂ではここからさらに一歩踏み込み、薬剤師または管理栄養士が他職種と連携し、入院患者の薬学的管理や栄養管理の実施に関わる必要性が明記されました。チーム医療、特に薬剤師や薬学的視点からの取り組みが強く求められるとともに、それぞれの職種の役割や強みについて相互理解を深め、協働していくことが重要となります。東北地方会学術集会では初めてのコメディカル、薬剤師の大会長として、本学術集会を褥瘡の薬物療法を中心とした保存的治療を改めて学ぶ機会にすると共に、多職種連携の発展に繋げる場にしたいと考えております。今回の学術集会では、特別講演、教育講演、ランチョンセミナーをはじめ、実技研修などの企画を予定しております。

 昨年の第18回学術集会は、新型コロナウイルス感染症の流行拡大の影響を鑑み、現地およびオンラインでのハイブリッド開催となりました。今回もCOVID-19感染症の流行状況を鑑みながら、より多くの皆様にご参加いただけるよう、開催方法を考慮していきたいと考えております。

 6月の仙台は、木々の緑がますます色濃く、美しい時期となっていることと思います。知識を深め、情報を共有し、人と人とが繋がり交流できる充実した学術集会となるようスタッフ一同準備を進めてまいります。

 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

  • 第19回日本褥瘡学会東北地方会学術集会ポスター
  • 第19回日本褥瘡学会東北地方会学術集会ポスター(裏面)
  • ジャパンエアマット株式会社
  • 株式会社モルテン
  • skinix
  • ALCARE
  • パラマウントベッド株式会社
  • 株式会社 ケープ
  • 持田ヘルスケア株式会社
  • スミス・アンド・ネフュー
  • ニチバン株式会社
  • メンリッケヘルスケア
  • 株式会社ニトムズ