一般社団法人 日本LD学会 日本LD学会 第33回大会
一般社団法人 日本LD学会 日本LD学会 第33回大会

おせったい通信 No.11 2024年10月11日配信

日頃より、本会の活動にご理解とご協力を賜りありがとうございます。
第33回大会について、ご案内申し上げます。

大会企画シンポジウム6のご紹介
上岡 義典(四国大学)

 大会企画シンポジウム「行政分野を超えた多職種の有機的な連携に基づく支援について考える~乳幼児期・児童期・青年期における保護者との協働を含めた取り組みから~」を紹介させていただきます。

 発達障害などの障害のある子どもの支援において、教育・福祉・医療・保健・労働・司法など、行政枠を超えた多職種による有機的な連携は以前からの課題です。そして本大会のテーマは「Face to Faceの関係構築・地域づくり-地方・地域のGood Practiceをもとに日本のLD支援とLD研究を一歩進めよう!-」。徳島県においては1990年代後半から、当時の様々な相談事業などを活用し、地域生活において精神障害者を支える多職種チームアプローチである「ACT(アクト/Assertive Community Treatment:包括型地域生活支援プログラム)」的な相談活動を模索してきました。アウトリーチの場こそ保健センターや保育所・幼稚園などであったものの、利用者を中心において保健・医療・教育・福祉の専門家が同席して相談を受ける形態を取っていました。
 その後、発達障害者支援法の施行や特別支援教育への本格的な移行・児童福祉法の改正など、発達障害の子どもなどを取り巻く社会情勢は大きく変化しました。それに伴い、新たな相談システムも次々と生まれました。
 こういった経緯を踏まえ本シンポジウムでは、長年にわたって発達障害の子どもなどの支援に従事されてきた3名の方にご登壇いただきます。まずは「多職種・異職種による有機的な連携」をキーワードに、社会福祉士・特別支援教育コーディネーター・言語聴覚士のお立場での取り組みについて話題提供、そして指定討論者よりご助言をいただきます。その後、乳児期・幼児期、児童期、青年期ひいては成人期までを見据えた切れ目のない支援を展開していく上での有機的な連携の在り方について、皆さまと深めていくことができればと考えます。

大会企画シンポジウム「S.E.N.S(特別支援教育士)企画について」
安部 忠明(S.E.N.Sの会 香川支部会事務局長)

 特別支援教育士“Special Educational Needs Specialist”略称:S.E.N.S(センス)は、特別支援教育士資格認定協会が認定する専門資格で、S.E.N.S支部会において地域の特別支援教育のために活動しています。

 日本LD学会第33回大会は四国が中心で運営を行います。そして、学会のテーマは「Face to Faceの関係構築・地域づくり」。これまで四国という一つの島であってもほとんど交流のなかった4県のS.E.N.Sの支部会も運営に参加することで関係構築・地域づくりを考える機会となっています。
 本企画においては、お互いの支部の現状や課題について発表することで、これからの支部活動への参考に、支部間の交流が深まる契機にしたいと考えています。
 シンポジウムのテーマは『四国4県のS.E.N.S支部会のこれまでとこれから』、サブテーマは「地域支部会の充実と連携のために」としました。

 第6回S.E.N.S年次大会in岩手(8月17日)の全国の支部会交流会の続きの機会ともなりますが、全国の同じような課題を抱えている支部会からの事例や先進的な取り組み等、多くの発言がフロアからも得られることを期待しています。

 指定討論者は、特別支援教育士支部会支援委員会から山田充先生、特別支援教育士資格認定協会からは花熊曉先生をお迎えし、これからの支部会活動への助言や示唆をいただきます。

 支部会員はもちろん、会員登録をされていない方や支部会をご存じで無い方も、フランクな雰囲気で会が進行できるように努めますので、この企画が各県のS.E.N.S支部会について知る機会になれば幸いです。各県の発表の順番は「四国お遍路さん」にちなんで徳島→高知→愛媛→香川といたしました。各県のミニ観光案内も行いますので四国観光の参考にしてください。

オンライン会場が公開されました

10月10日よりオンライン会場が公開となりました。
早期・通常参加登録済みの皆さまへは、オンライン会場のお知らせメールを10月10日に10月7日時点でご登録のメールアドレス宛に運営事務局(jald-taikai33[at]conf.bunken.co.jp [at]を@に変えて下さい)よりお送りしております。
お手元にメールが届かない場合は、迷惑メール扱いになっている可能性がございます。
まずは迷惑メールフォルダをご確認いただき、それでもメールの確認が取れない場合は、日本LD学会大会運営事務局(jald-taikai33[at]conf.bunken.co.jp [at]を@に変えて下さい)までご連絡ください。

公開期間:2024年10月10日(木)~12月1日(日)

  1. オンデマンド配信のみの講演(教育講演、受賞者講演、自主シンポジウムJO-01~JO-03)
    2024年10月10日(木)~12月1日(日)
  2. 会場+オンデマンド配信予定の講演(第1会場~第4会場)
    2024年11月中旬頃~12月1日(日)
    • 10月19日、20日のZoom等でのライブ配信はございませんのでご注意ください

プログラム予約受付中です

各プログラムの会場での参加は、事前予約制となります。
早期参加申込・通常参加申込が完了している方を対象に、プログラムの事前参加予約を受付中です。

プログラム予約受付期間:
2024年10月1日(火)12:00~10月11日(金)23:59
詳細は、こちらをご確認ください。

Web論文集を公開しています

閲覧Passは、会員および9月24日(火)までに大会参加申し込みと参加費の納入が完了された非会員の方には、9月25日(水)にメールにてご案内しております。

  • 閲覧Passの管理にはご配慮下さいますようお願い致します。

Web論文集はこちら

後期参加申込受付について

後期参加申込を10月10日(木)より受付開始いたしました。
申込期間:2024年10月10日(木)~11月20日(水)
後期参加費納入期限:11月20日(水)

  • 後期参加申込をいただいた方は、プログラム予約の対象外です。
  • 事前のプログラム参加予約が必要なプログラム(第2会場~第11会場、大会企画ワークショップ)へはご参加いただけませんが、予約不要の一般公開講演会を除く第1会場、ポスター発表、常設展示、企業展示は会場にてご参加いただくことが可能です。
  • 会場での当日参加受付は行いません。会場での参加を希望される方は、来場前に参加登録・参加費の納入をお済ませください。

お申込みはこちらから

一般公開講演参加申込み受付中

大会参加とは別にお申込(参加費無料)が必要です。
お申込みはこちらから

  • 定員に達したため、会場参加の方の受付は終了いたしました。当日会場での申込受付はございません。
    オンデマンド配信での参加は引き続き受付中です。

特別支援教育士資格更新ポイントと参加者のポイント申請について

本大会の参加者ポイントについてこちらから方法をご確認ください。