開催日時
2024年10月19日(土)~20日(日)
各日5~6回、各回約45分
開催形式
会場のみ
会場
未定
定員
各回25名(事前予約制・先着順)
ワークショップタイトル・概要
感覚特性に配慮した空間づくり~音環境の整え方を知ろう~
上野佳奈子(明治大学)
高橋秀俊(高知大学)
教室や保育室など、子ども達が日常を過ごす空間の音環境は騒がしくなりがちで、騒がしさが苦手な子どもは居づらさを感じることがあります。本ワークショップでは、個々の感覚特性に配慮した音環境の整え方をご紹介します。
前半のミニレクチャーでは、騒音・吸音・遮音などのキーワードについて説明し、音の聞き方の個人差を可視化する活動、音環境調整のための補助具の使用事例などをご紹介します。後半の体験ワークでは、音環境の計測、吸音の効果、身近な材料を使った音環境調整用補助具の使用感などを体験していただきます。
教室やご家庭の環境づくりに“音”の視点を取り入れてみたいという皆さま、様々な音のデモや体験ワークをご準備して、ご参加をお待ちしております。
ワークショップ内容<約45分>(2024.3.28更新)
<座学:20分>
- 音環境について知る
- 聞こえ方の個人差について知る
- 音環境調整のための補助具について知る
<体験ワーク:25分,3グループに分け、3つのコーナーで7分ずつ体験>
- 体験A:
- パーティションで作成した2種類(吸音あり・なし)のカームダウンブースに3~4名で入り、周囲の音の聞こえ方や会話のしやすさについて、体感する。1種類3分程度でブースを交代し、吸音あり・なしの差を確認する。
- 体験B:
- 簡易パーティション、リラックスボックス、小空間など、比較的簡易に作成・導入できる吸音材を使った補助具を体験する。作り方や材料についても情報提供する。
- 体験C:
- 騒音レベルや残響時間の測定を体験する。数値と感覚との対応を確認するとともに、騒音計など計測器と自身のスマホアプリの測定値を比較してもらう。
<体験ワークのイメージ>
■体験A
吸音材を取付けたブース
■体験B
- リラックスボックス
- 嘆きのつぼ
- パーティションに一工夫
■体験C
測定風景
お申し込み方法
第33回大会 参加申込とプログラム予約の両方が必要です。
プログラム予約は、第33回大会参加の早期・通常申込が完了された方を対象に、2024年10月上旬頃より行う予定です。詳細は、メールおよびホームページにてお知らせします。
- 第33回大会 参加申込が完了された方であっても、プログラム予約を行っていない場合は、ご参加いただけません。
- 後期参加申込の方は、プログラム予約の対象外です。
参加を希望される方は、必ず早期・通常申込期間に参加申込をお願いいたします。