つくば大会「ご挨拶」
この度、第38回日本植物バイオテクノロジー学会大会を、2021年9月9日（木）～11日（土）にオンラインにて開催することとなりました。本来、第38回大会は2020年9月に筑波大学で開催予定でしたが、ご承知の通り、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて1年延期しておりました。皆様に直接お目にかかれないのは誠に残念ですが、日本植物バイオテクノロジー学会へリニューアル後初めての大会を、滞りなく執り行いたいと考えております。学会員の皆様におかれましては、奮ってご参加いただけるようご案内申し上げます。
本学会は、前身である日本植物細胞分子生物学会の頃より、植物組織培養、分子生物学および細胞工学等の研究者が学術分野の壁を飛び越えて情報を共有・議論し、基礎研究と応用開発研究を両輪として科学の発展をめざす場となることを基本理念としております。そのため、年次大会では、様々な研究背景を持つ参加者の皆様が学問分野の枠に捉われずにご自身の研究を発表し、自由闊達な議論を通して新しいアイディアや更なる研究発展の機会を得ることが最も大きな意義だと考えております。第38回においても、このような当学会の長所が発揮されるような大会運営を行っていきたいと考えております。ぜひ皆様には積極的に参加・発表していただき、他では得られない新しい着想・情報を持ち帰っていただければ幸いです。
新型コロナウイルス感染症拡大の状況は今を以て予断を許さないものがあり、実行委員会でも事態の推移を注視しております。会員の皆様におかれましても、引き続き健康管理に留意されるようお願い申し上げます。
第38回日本植物バイオテクノロジー学会（つくば）大会
大会実行委員長 江面 浩
（筑波大学 つくば機能植物イノベーション研究センター）