日本行動計量学会第53回大会
日本行動計量学会第53回大会
日本行動計量学会第53回大会

アンチハラスメントポリシー

本ポリシーは以下のアンチハラスメントポリシーを参考に,一部改変したものです。

➢ Tokyo.Rアンチハラスメントポリシー
https://tokyor.connpass.com/
➢ TokyoGirls.rb アンチハラスメントポリシー
https://gist.github.com/JunichiIto/7a080f1cfb0ae27ef600c14b94a02db7
➢ ベイズ塾アンチハラスメントポリシー
https://docs.google.com/document/d/1wrPAMxlm-49kB4eFi3l5a5VTosrTBomyEeTM_ZNtw2o/edit?usp=sharing
➢ HCGアンチハラスメントポリシー
https://www.hcg-ieice.org/organization/anti-harassment-policy/

当ポリシーの目的と適用範囲

当ポリシーは,学会大会参加者が楽しく,安全に集える場を維持するために策定されました。

「大会参加者全員が楽しく,安全に集える場を維持する」という目的には,「将来もみなさんが不安や心配を感じることなく,気軽に参加できること」も含まれています。

よって,当ポリシーは大会参加中の発言や行動だけでなく,大会活動に関連した参加者同士のコミュニケーションや,SNS・ブログ等での情報発信に対しても適用されます。また,日本行動計量学会の会員以外にも適用されます。

すべての人々は,他者からハラスメント行為を止めるように求められた場合,直ちに従わなければなりません。

ハラスメントの観点

ハラスメント(他人を困らせる行為や嫌がらせ)の観点には,以下のような例があります。

  • ジェンダー,性自認やジェンダー表現,性的指向
  • 外見,身体的特徴
  • 人種,民族,国籍
  • 年齢
  • 宗教
  • 疾患,障がい
  • 結婚・離婚・妊娠・出産・育児休業など個人的なライフイベント
  • 持っている知識や経験
  • キャリアや職位・職階
  • 研究方法や研究に対するスタンスなど

ただし,上記の観点はあくまで一例です。上記以外の観点であっても,大会参加者が不快,不安に感じる発言や行動はハラスメントとみなされます。

禁止行為

本大会では,上記の観点を含むハラスメントとなりうるすべての観点について,参加者が不快感,不安感を感じる行為をとることを禁止します。具体例として,以下のような行為を禁止します。

  • 攻撃的,非建設的,過剰に批判的な発言や揶揄(やゆ)
  • 脅迫,ストーキング,つきまとい
  • 不適切な身体的接触
  • 性的な関心を引く行為(性的な画像の掲示や,性的なコスチュームの着用等)
  • ジェンダーを強く意識させるコンテキストで,特定の個人をほめたたえる行為
  • 発信者(発言者)の望まない写真撮影,録画,録音,SNS等での情報拡散(ただし,ハラスメント被害の記録としての撮影・録画・録音は除く)
  • その他, 大会実行委員会がハラスメントであると判断した行為

性的なハラスメントは男性から女性に対してだけではなく,女性から男性に対するハラスメント,同性間のハラスメントも含まれます。

ハラスメントを受けたら,判断に迷ったら

ハラスメントを受けた場合,見かけた場合,もしくはハラスメントかどうか判断に迷った場合は,大会実行委員会(bms.conference2025@gmail.com)までご連絡ください。お送りいただいたメールは大会実行委員,日本行動計量学会理事会にのみ共有され,相談者及び相談内容の秘密を守りつつ対応します。

大会実行委員会は,ハラスメントに直面している参加者の心理的,身体的な安全を,全力で確保するように努めます。万が一,大会実行委員がハラスメントの当事者である場合は,学会理事など信頼できる第三者をはじめとした,任意の者に相談していただくことも可能です。

また,ハラスメント行為をやめるように要請された参加者は,大会実行委員会の指示に直ちに従ってください。従っていただけない場合やハラスメントの影響の大きさによっては,大会イベントへの参加を認めないことも含めた対処をとります。

さいごに

当ポリシーは,禁止事項を増やすことで参加者の自由を奪うために策定されるものではありません。わざわざ厳格なルールを定めなくとも,参加者ひとりひとりが「ちょっとだけ,相手の立場や気持ちを想像してみること」を心がけていただくことを期待します。

誰もが安心して参加しやすい環境を維持するために,みなさんのご理解とご協力をよろしくお願いします。

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