日本行動計量学会第53回大会
日本行動計量学会第53回大会
日本行動計量学会第53回大会

実行委員長挨拶

第53回日本行動計量学会大会を2025年8月29日(金)~9月1日(月)、専修大学生田キャンパスで開催させていただく運びとなりました。

専修大学は、1880年(明治13年)、米国留学から帰国した4人の若者、相馬永胤、田尻稲次郎、目賀田種太郎、駒井重格により創立されました。いち早く近代法の考え方をわが国に根付かせようとした本学は、五大法律学校の一つとして重要な役割を担いました。社会に「報恩奉仕」することが本学の建学の精神となっています。また、21世紀を迎えての21世紀ビジョン「社会知性の開発」を理念として、「諸科学の研究を通して、地域及び国際社会の発展に寄与するとともに、高度な専門知識と豊かな教養を身につけた有為な人材の育成」を本学の目的として掲げております。行動計量学会は専門領域を超えた自然・人文・社会の諸科学における知の集積と、測定、解析などによる生きた情報を取り出す技法の開発に関する学会ですから、本学の21世紀ビジョンの目指すところと同じと受け止めています。

本学会大会を専修大学でお引き受けするのは、初めてのことになります。専修大学は神田キャンパスと生田キャンパスがあり、交通アクセスのことを考えると神田キャンパスの方が便利なのですが、今回は少し都会の喧騒を離れた、生田の山の上にありますキャンパスの方まで足をお運びいただければと思います。暑い時期での開催ではありますが、静かな環境で会員同士の活発な相互交流、研究活動をエンジョイしていただければと思います。これまで行動計量学会にいただいた多くの恩恵に対し、スタッフ一同「報恩奉仕」の精神で精一杯のおもてなしをさせていただきます。どうぞ奮ってご参加ください。

生田キャンパスの最寄駅は小田急線の「向ヶ丘遊園」で、こちらは新宿より20分ほどの距離です。最寄駅からはさらにバスにお乗りいただく必要がありますが、健脚の方は生田緑地を散策しながらお越し頂くこともできます。ご宿泊は東京方面のほか、小田急沿線の新百合ヶ丘駅、町田駅、多摩センターなど神奈川方面からもお選びいただけます。

大会では例年同様に「一般セッション」「特別セッション」「ポスターセッション」「ラウンドテーブルディスカッション」等の開催を予定しております。また懇親会を展望の良い3号館7Fにて開催できればと考えております。

詳細が決まりましたら、会報、Webページ、会員用メーリングリスト、SNSなどで情報発信して参りますので、続報をお待ちください。
多くの方のご発表とご参加をお待ちしております。

大会実行委員長:
小杉考司(専修大学人間科学部)

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